レ・ギュール・デ・サンモン 2017の外観

「レ・ギュール・デ・サンモン 2017」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
プレイモン タナ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピネンク 2017 フランス シュッド・ウエスト
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14.5 ¥2,800 カリテ・エ・プリ 2023/6/18

「レ・ギュール・デ・サンモン 2017」レビュー

ワインの外観

レ・ギュール・デ・サンモン 2017の外観

やや黒の入った濃いめのダークチェリーレッド

ワインの香り

グラスを回す前:黒いベリーの果皮、レバー、血、鉄分、ポリフェノール

グラスを回した後:バーベキュー、赤い花、コーヒー

ワインの味わい

鮮やかな食感で果実味も鮮やかながらタンニンは力強く収斂性ある、黒胡椒や赤胡椒のような華やかさ、タナは色黒くタンニン強いワインができるがこのワインは華やかさもある分黒い力強さはやや少な目

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
もっとタンニン強く濃いかと思ったが、華やかさある感じ。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 20℃前後 7

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ガスコーニュの生産者1100人を束ね未来を担う

1979年南西地方の3つの村Plaisance,Aignan,Saint Mont、これらの村のカーヴが集結して設立。村の頭文字をとって「Plaimont」と名づけられました。
「高品質なワインづくりを受け継いできた伝統、土地の個性を守り続けることで、ガスコーニュの未来を担っていく」この志のもと、思いを同じくする1100人もの小生産者が結集。総面積5000haを超える葡萄畑からその努力の結晶を世に送り出しています。

プレイモンの強いこだわりと特徴

プレイモンはこの地(南西地方)の未来のために品質の高い葡萄を生み出すことにこだわり続けてきました。古来よりある地ぶどう品種を植えること、葡萄の房の数を半分に抑えることによって果実の質を高めること、土壌の調査、伝統的な手摘みでの熟した葡萄のみの収穫などの取り組みを徹底して行ってきました。
私たちの前にあるワインがどの畑のもので、どの発酵槽を使用したものか全て管理しており、安心であること、クオリティーの高いワインを産み出しつづけることを約束しています。
彼らの葡萄園は、大西洋から離れた場所に位置し、起伏した丘領が辺りを占めています。
東側と南側のスロープは葡萄園の保護に役立っています。 細かい土と重い粘土質の土とで出来るワインに違いがあるのも特徴の一つです。

3人の生産者のラベル、どれが届くかはお楽しみ!
熟成を重ねるごとにチョコレートや高品質の皮の香りが深まります。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ