
「ブルグイユ ガリシェ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ドメーヌ・ド・ラ・シュヴァルリー | CF | 2011 | フランス | ロワール |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12.5 | ¥4,000 | 赤 | 稲葉 | 2023/6/18 |
「ブルグイユ ガリシェ」レビュー
ワインの外観
やや淡めのダークチェリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:赤いベリー少し、野菜感強い、赤い花、ペッパー
グラスを回した後:ピーマン、万願寺唐辛子、黒胡椒、スミレ
ワインの味わい
華やかな食感、果実味も華やかで適度な酸とタンニン、これらのバランス良く、香り同様のベジタブル感が複雑味を加え、若干のスパイス、花感もあり、非常に奥行きある完成度の高いワイン
その他コメント

コメントにも書いたが上質なCFのお手本になるようなワイン。ピーマン香自体は得意ではないが、非常に良いバランスで清涼感と奥行きをワインに与えていて良い。
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 大ぶりびわ | 19℃前後 | 6 |
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輸入元情報
14代にわたりワイン造りを行う、歴史あるドメーヌ
1640年から今日までカスロ家が14世代にわたりワイン造りを行ってきました。ドメーヌの地下にあるテュフォー(白亜質の石灰岩)の素晴らしいカーヴは、11世紀から13世紀に砕石場だったところで、ここから城や教会の建築のための石を切り出していました。
2014年にピエール カスロが亡くなった後、彼の子供達、エマニュエル、ステファニー、ローリーの3人が後を引き継ぎ、この伝統あるドメーヌを守っています。「私たちは歴史、伝統、ワインのスタイルを継承し、自然を最大限に尊重しながら、日々の喜びをワインに込め、人々に伝えたいと思っています。」
テュフォーの地下セラーでゆっくりと熟成を経た複雑さがあり、味わい深いカベルネ フラン
「ガリシェ」は斜面の中腹に位置する南/南西向きの9haの区画で、栽植密度は5,000本/haです。テュフォー(白亜紀の石灰岩)の上を粘土と砂の表土が覆う土壌です。粘土は火打石(シレックス)と海洋化石を含む石灰岩が混ざっています。葡萄は重力を利用して発酵タンクに移します。ステンレスタンクまたはコンクリートタンクを使い、25度に温度管理しながら26~28日間発酵させます。400Lと500Lのオーク樽で8ヶ月熟成させます。ろ過せず瓶詰めし、ボトルで数年間熟成させてからリリースします。’15VTは、レッドカラントやラズベリーの甘い果実にスパイスが混ざるアロマ。口に含むと熟した甘い果実のフレイバーが新鮮なメントールの要素の素晴らしい調和が感じられます。長い余韻にはかすかに心地よい苦みが感じられます。’11VTは、熟したプラム、森の下生え、たっぷりのスパイスのアロマが広がります。スムーズで優しい口当たりで、豊かなタンニンは完全に溶け込んでいます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ