
「アンデルーナ・シャルドネ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アンデルーナ・セラーズ | CH | 2020 | アルゼンチン | メンドーサ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12.5 | ¥2,000 | 白 | 稲葉 | 2023/5/21 |
「アンデルーナ・シャルドネ」レビュー
ワインの外観
緑の入ったやや濃い目のレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:青りんご、ネクタリン、赤肉メロン、オレンジジャム
グラスを回した後:南国果実、パイン、バナナ、バニラ(思ったより強くない)
ワインの味わい
ややトロリとした食感、柑橘様の爽やかな果実味に、酸は爽やかながら丸みもある、バニラのようなスパイス感にコーヒーを思わせる香ばしさ、それでいてボテッとしないミネラルと酸が昔のアルゼンチン樽熟成とは違う
その他コメント

輸入元サイトに「はっきりとしたトロピカルフルーツやバニラの香り」とあるが、10年前とは全く異なるクリスピーさ。近年のアルゼンチンは、ヨーロッパっぽさが強い。
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
夏 | 中ぶりびわ | 12℃前後 | 6 |
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輸入元情報
アンデス山脈とそれを照らす月のもとに広がる 標高1,300mの壮大な土地
注目産地‟グアルタジャリー”ならではの個性を表現する生産者ANDES + LUNA = ‟ANDELUNA” アンデス山脈の裾野に広がる葡萄畑
アンデルーナ セラーズは、アルゼンチンのメンドーサにある、アンデスの本脈の裾野に位置するウコ ヴァレーに、2003年に設立されたワイナリーです。実業家として国際的に知られていたアメリカ人のH.ワード レイは、2000年にメンドーサを訪れた際、「この土地が次のナパ ヴァレーになるに違いない」と確信しました。そして、「どうしてもこの地でワイン造りをしたい」という情熱が彼を掻き立て、この土地に畑を所有し、葡萄栽培を行っていたルティーニ家と共にワイナリーを設立することを決めました。H.ワード レイが亡くなった後、ワイナリーはバラーレ家の手に渡り、現在に至っています。ワイナリーのロゴとANDELUNAという名前は、「ANDES=アンデス山脈」と「LUNA=月」を組み合わせたものです。
アンデルーナ セラーズは、ウコ ヴァレーの中でも著名なサブリージョン、トゥプンガト内の‟グアルタジャリー”というエリアに、およそ80haもの葡萄畑を所有しています。また数軒の農家と10年以上契約しており、自家畑に加えて150~200haほどの葡萄畑からワインを手掛けています。契約畑の剪定等の畑仕事の指導は、アンデルーナのアグロノミストが行います。収穫はすべて手摘みで、2月末から4月中旬頃に行います。葡萄は選別後、100%除梗してから醸造されます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ