「ニュートン・ジョンソン サウスエンド シャルドネ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ニュートン・ジョンソン・ワインズ | CH | 2021 | 南アフリカ | ウエスタン・ケープ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥3,300 | 白 | モトックス | 2023/9/25 |
「ニュートン・ジョンソン サウスエンド シャルドネ」レビュー
ワインの外観
きらきら輝きある濃いめのレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:柑橘、オレンジ、金木犀、若干のヨード、木炭のような香ばしさ
グラスを回した後:もっと香ばしさがパワフルになるかと思えば逆でミネラリーに、冷凍パイン、花の蜜、カモミール
ワインの味わい
適度な厚みありつつシャキッと、柑橘の果実味しっかり、力強い酸と鉱物的なミネラル、これが強くてタイトと思うものの、中盤から果実味の豊かさと樽由来の香ばしさを再度感じ、余韻は甘い香ばしさを感じる
その他コメント
南アの優良生産者のシャルドネだが、思ったよりミネラリー・・・と思ったものの、温度が少し上がるだけで香ばしさがかなり増す。
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
秋 | 大ぶり丸 | 9-16℃ | 7 |
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輸入元情報
ティム・アトキンMW- 南アフリカワイン格付け「1級」ワイナリー
ハミルトン・ラッセルで有名な冷涼な銘醸地ウォーカー・ベイに1985年設立にした家族経営の醸造所。ピノ・ノワール、シャルドネの銘醸地として知られるヘンメル・エン・アーデ・ヴァレーを中心に、ブドウ栽培に重きを置きテロワールが現れた極めて高品質なブドウから素晴らしい品質のワインを生み出します。生産されるワインは、どのアイテムも質にこだわり少量生産になっています。このため、日本に入ってくるワインの数も毎年決まっており、問い合わせの絶えない人気ブランドとなっています。
ワイナリーを立ち上げたのは、南アフリカ最大のワイン会社ステレンボッシュ・ファーマーズ・ワイナリーで輸出を担当していたデイヴ・ジョンソン氏。当初はネゴシアン・ビジネスに専念していたジョンソン氏ですが、『トップレベルの品質でリーズナブルな価格のワインをつくりたい』との思いを募らせていました。そして遂に1996年にはエステイトを入手し、自らのワイン“ニュートン・ジョンソン”をつくり始めました。現在ではテロワールが反映された洗練されたスタイルのワインで南アのトップ生産者の一つとして知られています。
そして、マスター・オブ・ワイン ティム・アトキン氏によるワイナリー格付けでは、2014年、2016年度堂々の1級格付けに選ばれ、南アフリカのワイン評価誌「プラッターズ」では、ピノ・ノワールファミリーヴィンヤーズが赤ワインとしても、ピノ・ノワールとしても最多の連続最高評価(★★★★★)を獲得する、名実ともに南アフリカ最高峰のワイナリーです。
芳香な花のアロマやグレープフルーツ、ライムなど凝縮感のあるノーズを持ち仄かに蜂蜜を感じます。クリーミーな口当たりで引き締まった酸と塩味が長い余韻に残ります。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)
大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ