「ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ」の香りや味わいコメント

ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ ワインコメント一覧

「ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ヴィニェディレオ(トレ カステッリ) ヴェルディッキオ100% 2025 フランス マルケ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13 ¥2,100 稲葉 2026/6/4

「ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ」レビュー

ワインの外観

ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコの外観

淡めのレモンイエロー、グラスの底に若干の気泡、粘性中程度

ワインの香り

グラスを回す前:溌剌とした、青りんご、グレープフルーツ、オレンジオイル、マリーゴールド

グラスを回した後:フローラル感増す、花のブーケ、白桃、若干のミネラル

ワインの味わい

中程度の食感、かすかに微発泡感があるのは2025年と新鮮なため、果実味は充実感あるがタイト、酸しっかりめだが丸い、ミネラルも堅くない、若干のアーモンドような香ばしさ、トロピカルさはないが果実味が酸やミネラルをしっかりと支えていてバランス良い

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
銘柄を知って試飲。スイスイ飲めるけど薄いわけでも軽いわけでもない。
季節 グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 10℃前後 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

父から受け継いだワインへのこだわり

ヴィニェディレオは、マルケ州アンコーナ県にあるイエージの町から、15kmほど離れたスタッフォロ村に位置する家族経営の生産者です。1990年、レオナルド パルパチェッリがアジエンダ アグリコーラ トレ カステッリを設立しました。2000年にレオナルドの息子のエマヌエーレとジャンフィリッポの兄弟が引き継いだ際、ワイナリーを設立し、それまでワイン造りを担ってきた亡き父に敬意を払い、彼の名前(レオ)を入れた「ヴィニェディレオ(Vignedileo)」というブランドを立ち上げました。彼らはさらに品質の高いワイン造りを目指し、葡萄の植え替えやセラーの改築を行いました。現状に満足することなく、現在も頑固なほどに品質追求を目指し、努力を続けています。ヴィニェディレオの造るワインの品質の高さは、イタリアワイン評価本「ガンベロ ロッソ」でも紹介されています。

「ワイナリー名にあるレオとはエマヌエレとジャンフィリッポ・パルパチェッリの父レオナルドのことで、彼は夭折したが、地元品種への適切な愛情、厳格に品質を追求して栽培する時の労苦と手作業の重要性、伝統へのこだわりを子供たちに教え込んだ。疲れを知らない2人兄弟は15年にわたりスタッフォロ村のワイン界の規範である。改築された大きな醸造所では完璧な収穫を行うことが出来、出来上がるワインはコスト・パフォーマンスが特に優れている」                          -「ガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2016」より抜粋 -

急斜面に広がる好条件の畑

このエリアは昔からヴェルディッキオの栽培が行われてきた歴史的な場所で、ヴェルディッキオの栽培に適したとても良い土壌です。葡萄栽培面積は40haで、白葡萄が30ha(ヴェルディッキオ)、黒葡萄が10haです。標高は約450m、スタッフォロ村の中で最も高い場所にあります。斜面の畑であるため、非常に風通しが良く、昼夜の気温差が大きいです。これらの要素は葡萄が完全な状態で熟すのにたいへん重要であると考えています。

主に2つのタイプの土壌があり、標高の高いところと低いところでわかれています。白葡萄(主にヴェルディッキオ)は砂質と粘土が交互に折り重なる土壌の標高の高い畑に植えています。黒葡萄(モンテプルチャーノ、サンジョヴェーゼ、メルロ)は粘土石灰質土壌の標高が少し低い畑に植えています。粘土石灰質土壌は特にモンテプルチャーノに適しています。

このエリアでは珍しい、ナイトハーベストにこだわる生産者
葡萄のフレッシュさを保つため、収穫には神経を尖らせます

ヴィニェディレオでは、収穫した葡萄の酸化を防ぐために、気温の低い深夜に収穫を行います。そうすることで、多くの香りの要素とフレッシュさを損なわずに葡萄をセラーに運ぶことが出来ます。こうした葡萄から得るモストは綺麗なグリーン色となります。「このエリアで、私たちのように真夜中に収穫をしている生産者はほとんどいません。このグリーンがかったきれいな色を持つワインが私たちの造るヴェルディッキオの特徴です。この色は酸化をしていない葡萄でないと出せません」とエマヌエーレは語ります。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、
プレゼントワインショップ
を設立。

  • 北九州「技の達人」認定者
  • 福岡県知事表彰 受賞
  • 技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
  • レストランサービス技能士1級
  • 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ

コメント