
「タガミ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ルー・デュモン | PN80%、ガメイ20% | 2018 2022 |
フランス | ブルゴーニュ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥3,000 ¥4,300 |
赤 | ヌーヴェルセレクション | 2021/6/11 2025/3/24 |
「タガミ」レビュー
ワインの外観
〈2018〉
エッジに微妙に朱が入っているがまだ若い色合い
〈2022〉
青の入った淡いダークチェリーレッド
ワインの香り
〈2018〉
グラスを回す前:赤果実、種子、土っぽさ
グラスを回した後:ワイルドストロベリー、プラム、ほのかにヨード
〈2022〉
グラスを回す前:若い香り、ブルーベリー、ハスカップ、若草、若干のスパイス
グラスを回した後:黒オリーヴ、ローリエ、カルダモン、クローヴのようなスパイス香、ウールと思ったより複雑、赤い果実の華やかさも出る、熟成が期待できる
ワインの味わい
〈2018〉
いちごのような果実味は軽やかながら薄っぺらくなく、しっかりした酸とほのかなタンニンを伴う。
特に酸が活き活きとしており、かといって鋭くなく、非常に上質。完熟感ある果実味とバランス良い。
〈2022〉
軽やかな食感、ラズベリーのような果実味、ピチピチとチャーミングな酸、非常に細かなタンニンがキチンとある、香りで若いと書いたが若くても美味しい酒質かつ熟成もできそう、追加でケース購入し保管決定
その他コメント

仏で活躍する日本人醸造家による焼鳥に合うワイン
タガミと知って試飲、2022のブルゴーニュのしっかり感が出ている、半年でも良いので熟成させるべし、熟成が楽しみ
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 大ぶり丸 | 16-19℃ | 5 |
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輸入元情報
仲田晃司。大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。
仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。
2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。
「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。
2008年8月にはジュヴレ・シャンベルタン村に念願の自社カーヴを取得しました。
2012年から段階的に自社畑の購入を開始し、その全面積でビオロジック栽培を実践。2024年現在、ブルゴーニュに合計6.5ヘクタール、シャンパーニュに合計1.3ヘクタールの畑を所有しています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ