
「ガルピン・ピーク・ピノ・ノワール」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ブシャール・フィンレイソン | PN | 2021 | 南アフリカ | ウォーカーベイ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥7,000 | 赤 | ジャパンインポートシステム | 2024/12/24 |
「ガルピン・ピーク・ピノ・ノワール」レビュー
ワインの外観
朱色~オレンジの入ったラズベリーレッド、もや入っている、淡め
ワインの香り
グラスを回す前:赤い果実の香り、イチゴやイチゴの種、ジャムっぽさはなく繊細かつチャーミング、甘苦スパイス少し
グラスを回した後:一気にミネラル感、カチッと感、妖艶なミネラル、一気にオールドワールドっぽさ
ワインの味わい
さらりとしつつ、しっかりした果実味と強い酸とのバランスが良く、タンニンもキチンと感じ、格の高さを感じるワイン、ブルゴーニュのピノの村名クラス並(ともすれば1級クラス)、生産量少なく、あまり出回らない南アのピノ
その他コメント

季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 大ぶり丸 | 16-21℃ | 5 |
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輸入元情報
ブシャール・フィンレイソンはケープタウンから南東に約120km、南アフリカ屈指の高級ワイン産地として名高いウォーカーベイ地区のヘメル・アン・アード・ヴァレーにあるワイナリーです。125ヘクタールの敷地には現在22ヘクタールのブドウ畑があります。
創立者であるピーター・フィンレイソンは、南アフリカのステレンボッシュ大学で醸造学を学び、1975年にドイツのラインガウにある都市、ガイゼンハイムでさらにワイン栽培・醸造の勉強を重ねました。 その後1976年から1979年の間、南アフリカの設立間もない生産者ボッシェンダルで経験を積み、後にハミルトン・ラッセル・ヴィンヤーズの設立に貢献しました。この経験によって彼は特にピノ・ノワールでのワイン造りで評価されるようになりました。1989年にブルゴーニュのボーヌを拠点とするネゴシアン、ブシャール・エネ・エ・フィスの一族であったポール・ブシャールのゲストとしてボーヌに4日間滞在するというチャンスが与えられ、そこでこの2人の画期的なパートナーシップが誕生しました。ピノ・ノワールへの情熱を分かち合った2人はヘメル・アン・アード・ヴァレーに未開拓の土地を購入し、ブドウ畑に変えていきました。最初のブドウ樹は1990年に植えられ、また買いブドウによるワインは1991年に初めて醸造されました。
2017年にはピーターのアシスタント・ワインメーカーとして働いていたクリス・アルブレヒトがピーターに代わってワインメーカーに就任しました。彼の下、セラーは常に進化の過程にあり、ブシャール・フィンレイソンのチームは南アフリカにおけるプレミアム・ワイン生産の最前線に立ち続けられるよう、ブドウ栽培とセラーでのワイン造りに磨きをかけています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ