
「トリ ドルチェット・ダルバ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
パオロ・マンツォーネ | ドルチェット | 2021 | イタリア | ピエモンテ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥2,400 | 赤 | 仙石 | 4/15/2024 |
「トリ ドルチェット・ダルバ」レビュー
ワインの外観
青の残るダークチェリーレッド、少しもや入ってきている
ワインの香り
グラスを回す前:若干のムスクっぽさありデラウェアのような果実香、ダークチェリーコンポート、インク、木炭、おこわ
グラスを回した後:華やかさ、赤胡椒、獣、ポップコーン
ワインの味わい
さらりとした食感、チェリーや野生の赤い果実の風味に、酸は鋭さを少し感じるほど強く、タンニンはギシギシと収斂性あり強い、若干のスパイス、それでいて重々しくなくスイスイ飲めて癖になる
その他コメント

口に含むと最初に感じる酸とタンニンに「うおっ」と思ったが、二口飲むと、不思議とクセになりどんどん飲んでしまう美味しさ
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 中ぶりびわ | 19℃前後 | 6 |
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ワインコメント投稿のコンセプト
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輸入元情報
セッラルンガの”メリアーメ・クル”に広がる小さな畑。
いつか自分のワインを造りたいという夢を持ち続けたパオロ・マンツォーネは、
家族から受け継いだ僅か10haの畑でワイン造りを始めます。パオロの温かい笑顔から生まれるワイン。
パオロ・マンツォーネの畑は、セラルンガの南南東を向いた海抜200~400mの場所のメリアーメ・クル、海抜350~400mのシーニオとロッディーノの3箇所の丘にあります。カスティリオーネ・ファレット村を見晴らすバウダナとラッツゥアリトのクルの間に円形の土地があり、そこが「メリアーメ・クル」と呼ばれるマンツォーネの畑です。
土壌は石灰岩質と粘土質で、ブドウの栽培に適した条件です。パオロの妻であるルイゼッラの父の代までは、この畑でブドウ農家をしていました。この僅か10haの小さな畑を受け継ぎ、ブドウを丁寧に世話するのは他社への醸造コンサルタントも行なう醸造家のパオロ・マンツォーネ氏。伝統に基づいた手法をベースにネッビオーロダルバ、バルベーラダルバ、ドルチェットを栽培しています。
ブドウ、ワイン、そして飲んでくれる人への愛情に溢れたパオロ氏。畑を見晴らすワイナリーにはアグリトゥーリズモ(民宿)を備え、家族経営の小さなワイナリーならではのアットホームな雰囲気で来た人を歓迎してくれます。井戸と直結の自然セラー
セラーは井戸と直結しており、ここから湿度を得ることが可能となります。樽はフレンチオークの大樽と小樽の両方を使い分けています。
「鶏肉料理にドルチェット!」をコンセプトに生まれた、仙石と生産者とのコラボワイン。
味わいコメント:
軽やかなドルチェットらしい甘酸っぱさと上品なコクとの良いバランス。若々しいフルーティーなワインです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ