
「シャトー・デュ・テルトル1996」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
CS43%、Mr33%、CF19%、PV5%(作付) | 1996 | フランス | ボルドー |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12.5 | ¥16,500 | 赤 | ジャパンインポートシステム | 2024/2/22 |
「シャトー・デュ・テルトル1996」レビュー
ワインの外観
中心部まで朱色が入ったダークチェリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:乾燥赤果実、ユーカリ、針葉樹、ピーマン
グラスを回した後:チェリーコンポート、ごぼう、鉛筆の芯、コリアンダー、シナモン、オレンジの皮
ワインの味わい
軽やかな食感、果実味は軽快感あり、酸は中程度、力強いタンニンは健在だが熟成により細かく心地よい、植物的(樹木や葉)な清涼感、根菜を思わせる旨味
その他コメント

季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
秋 | 大ぶりびわ | 20℃前後 | 6 |
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輸入元情報
ボルドーの格付けシャトーでもお値打ちなワインでありながら、ヴィンテージによる品質のばらつきがない、安定した仕上がりが強みのシャトー・デュ・テルトル。1997年に格付け第三級シャトー・ジスクールを所有していた故エリック・アルバダ・イエルヘルスマ氏に買収され大規模な改革が始まって以来、より洗練された仕上がりへと進化。しなやかな味わいの中に果実の凝縮感が引き立つ味わいに変化しています。
所有する約52haのブドウ畑は、砂利質土壌で構成されており、マルゴーの中でも高台に位置。ブドウはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドが植えられています。ブドウを手摘みで収穫後、コンクリートタンクと木樽、ステンレスタンクを用いて、約25℃で18~25日間発酵。圧搾した後、新樽比率約45%のフレンチオークで15~17ヵ月間熟成させます。深みのある色とあふれんばかりの力強さや豊かさ。ただ力強いだけではなく、優しい余韻やしなやかさも持ち合わせたバランスの良いワインです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ