アルヴァレス・デ・トレド メンシア・ロブレ

「アルヴァレス・デ・トレド メンシア・ロブレ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
アルヴァレス・デ・トレド メンシア 2020 スペイン カスティーリャ・レオン
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13.5 ¥1,600 マルカイコーポレーション 2024/1/15

「アルヴァレス・デ・トレド メンシア・ロブレ」レビュー

ワインの外観

アルヴァレス・デ・トレド メンシア・ロブレ

青の抜けたダークチェリーレッド、もや

ワインの香り

グラスを回す前:生ブルーベリー、野生の実、茄子の皮、紫キャベツ

グラスを回した後:華やかさ、野イチゴ、紫の花、花束

ワインの味わい

アタック中程度、さらりとしつつ凝縮感ある果実味、タンニン強め、酸中程度、野菜のアクのようなアントシアニン色素(紫の色素)の風味によりタンニンが一層増しているが果実味と一体化し艶やかで上品

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
肉と野菜の炒め物に合わせてみたい
飲み頃に入っており、美味しい1600円ワイン。メンシアのアントシアニン色素
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 19℃前後 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

生産者であるアルヴァレス・デ・トレド(アルバ公爵家)は、15世紀以来現在に至るまでスペイン王家に匹敵する名家として知られています。
ワイナリーは、ビエルソの心臓部といえるヴィルフランカ・デル・ビエルソの周囲にあり、近年注目を浴びているスペインの伝統品種「メンシア」と「ゴデーリョ」を育ててきた場所です。
ブドウの樹齢は40~60年と際立って古く、造られるワインもそれぞれの品種とビエルソのテロワールをよく表現するものと言えるでしょう。

紫がかった濃いガーネット色。完熟したベリーやペッパーの香りに、ヴァニラのような香ばしいアロマ。口当たりはソフトでフレッシュですが、程よいボリュームがあり、なめらかなタンニンが心地よい余韻へと導きます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ