「レニエ(ドメーヌ デ ブラーヴ(フランク サンカン))」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ドメーヌ デ ブラーヴ(フランク サンカン) | ガメイ | 2018 | フランス | ボージョレ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥2,400 | 赤 | 稲葉 | 2022/11/6 |
「レニエ(ドメーヌ デ ブラーヴ(フランク サンカン))」レビュー
ワインの外観
青の強いダークチェリーレッド、藤色
ワインの香り
グラスを回す前:イチゴ、ダークチェリー、華やかながら濃縮感ある香り、赤や紫の花
グラスを回した後:イチゴ、スミレ、ラベンダー、華やか
ワインの味わい
軽やかながら決して薄っぺらくない食感で滑らか、赤い果実の風味はチャーミング、タンニンは適度に、木の実・スパイス・チョコを思わせる奥行、色では若すぎるかと思ったが飲むと既に飲み頃で美味しい。
その他コメント

良いクリュ・ブルジョワ。タンニンもきちんとあって、レニエのしなやかな力強さが出ている。2018だがまだ青い色ながら飲むと滑らかで奥行あり美味しい
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輸入元情報
温かいマセラシオン、サンカン家独自のワイン造り
「フルーティで、エレガントなワインを目指す」 ポール サンカンとフランクを中心に計6人で、機械をほとんど使用せず出来るだけ人の手によるワイン造りを心がける生産者です。自然なままの造りを目指しており、「フルーティでエレガント、飲みやすく楽しいワインを造りたい」というのがコンセプトです。
「真似できない温かいマセラシオン」 収穫は全て手摘みで行います。やさしく搾った果汁を使い、タンクで熟成させ、樽は使いません。サンカン家独特の醸造法として、発酵前に60度まで温度を上げる温かいマセラシオンがあり、30年間続けています。果実味、集約感、リッチさが増し、色が良く出ます。この方法は、学生時代に習った方法で、真似をする人が多いのですが難しく、なかなか成功していません。タンクで澱と共に寝かせます。清澄はせず、フィルターは澱を除くために少しだけかけます。
ボージョレ地区の格上ワインひとつ
フルーティでやわらかい口当たり標高300m。半分は花崗岩と砂、残りは泥土を含む粘土土壌です。レニエには、9ha畑を所有していて、ポールとフランクがそれぞれで分割して畑を所有しています。フランク2ha、ポール4.5ha。残り2.5haは所有者がポールですが、実際はフランクが働いている畑なので、取り分が50%ずつとなります。立地はレニエとモルゴンの中間辺りです。美しい輝きをもつカラー、極めてフルーティで、なめらかな味わいをもっています。ネゴシアンのワインでは、味わうことのできない違いを味わえます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ