「フィノ・ラ・スルタナ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アルベアル | ペドロヒメネス | NV | スペイン | アンダルシア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14.5 | ¥1,400 | 白 | 飯田 | 2023/4/16 |
「フィノ・ラ・スルタナ」レビュー
ワインの外観
輝きのあるレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:産膜酵母の香りたっぷり、柑橘や青りんご、ナッツ、カレー粉、コンテチーズのような香り
グラスを回した後:グラス回すとコンテの香り増し、シェリー酒と思ってしまう
ワインの味わい
味わいはシェリー(フィノ)より確実にふくよかで、カリンやりんごの蜜のような果実味にナッツやコンテのようなコク、適度な酸と適度な甘みのバランス良く、シナモンようなスパイス感も、磯の香り満載の魚介・唐揚げなどの日本食やカレー風味の料理と
その他コメント

思ったよりフィノ香が強く受け入れてもらいにくいワインか。フィノほどドライではないので面白いが・・・。産膜酵母の香りは春におすすめだが、この厚みは冬が良いか。
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 中ぶりびわ | 9℃前後 | 7 |
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輸入元情報
1729年創業、アンダルシア最古のモンティーリャ・モリレス生産者
アルベアルは8世代続くアンダルシア州最古の家族経営のボデガで、1729年、コルドバ県モンティーリャに設立されました。特に優れたサブゾーン「シエラ・デ・モンティーリャ」の中でも最良とされる地区を中心に、200haもの広い所有畑を誇り、現在もアルベアル一族でワイン造りを行っています。代々受け継がれてきたノウハウを駆使し、ペドロヒメネスのみを用いて辛口から甘口まで、ヘレスとは違ったシェリースタイルの個性的なワインを造っています。
まるでシェリーのようなキリッとコクのある辛口。糖度の高いペドロヒメネス種を酒精強化せずに造るフィノ。後味がドライながらも優しい印象。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ