
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ミロナス・ワイナリー | Mr40%、アギオルギティコ40%、 マンディラリア20% |
2017 | ギリシャ | アッテカ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥2,200 | 赤 | アズマ | 2022/2/28 |
「メルロ・アギオルギティコ・マンディラリア」レビュー
ワインの外観
やや透明感あるダークチェリーレッド、もや
ワインの香り
グラスを回す前:砕いた赤果実、ハーブ、スパイス
グラスを回した後:チェリーリキュール、赤こしょう、オレンジピール、チョコ
ワインの味わい
中程度の口当たり、軽やかな果実味、酸は中程度、細かいながらも収斂性あるタンニン、リキュールやチョコを思わせるコクが分厚さを与えており、タンニンとのバランス良い1本。
その他コメント

半年くらい手元にあったワインで、私が飲んだ熟成具合だと冬におすすめです。
合う季節:2017を飲みましたが市場では2018が出回っています。最新ヴィンテージなら夏が良いと推測します。
おすすめ温度:18℃前後
おすすめグラス:中~大ぶりの果実のびわ型
輸入元情報

1917年に設立されたミロナスワイナリーがあるのはギリシャの首都アテネの南40kmほどのケラテア。現在の当主は3代目のスタティマス・ミロナス氏です。ギリシャのイオアニナ大学で化学を専攻し、その後WSETのディプロマを取得。この資格は、4段階ある認定資格の最上位で、ワイン生産者の取得は珍しいものです。「科学的な根拠は当然のこと、自分自身のテイスティング能力でワインを見極めたい」と信念を語る彼のワインは、品種の個性を大切にした味わいに仕上げることで伝統への尊重が表現されています。
所有する畑はアッティカ半島に複数あり、合計12ha。ギリシャ国内ではワイン造りで最も古くからの歴史があるこの地域は、夏でも涼しい乾燥した海風が吹くのが特徴です。20世紀半ばまでは鉄鉱石の採掘がさかんだった地域で、畑はライムストーンとシストの土壌※寺井注:カチッとした白やしっかりした酒質の赤が生まれそうですねとなっています。
白ワインは生産量の半分がステンレスタンクを使用した発酵でしっかり温度管理されています。引き続きの一次発酵に使用する樽は、側板にオーク、鏡の部分にアカシアを使用した樽。このこだわりは、樽の香りを調整するために重要なポイントとなっています。
国 ギリシャ 原産地呼称等 PGI アッティカ コルクタイプ コルク アルコール度数 13.2度 希望小売価格 2,200円 カタログページ 135ページ 品種 メルロー40% アギオルギティコ40% マンディラリア20% 画像URL https://azumacorp.jp/cat/item-img.php?item=104502 ギリシャ地場品種と国際品種のブレンドの豊かな味わいを楽しめます アッティカの4つの葡萄畑から収穫された葡萄から造られます。深い色調と赤系果実が凝縮された個性と複雑な香りを持つアギオルギティコとギリシャで最も色調の濃い品種とされるマンディラリア、そしてメルローがブレンドされています。 それぞれの品種に合わせて10°Cで3?4日間※寺井注:3-4日と推測、除梗および発酵前浸軟を行い、ステンレスタンクでアルコール発酵をさせたのち、フレンチオーク樽で8ヶ月間のマロラクティック発酵のち熟成。ベリーやチェリー、スパイス、チョコレート、バニラなどの濃い赤や濃い果実を感じさせる香り。やわらかいタンニンと芳醇な果実感、スパイスの豊かな味わいが楽しめます。
〜テイスティングコメント〜 ベリーやチェリー、スパイス、チョコレート、バニラの香り。やわらかいタンニンと芳醇な果実感、スパイスの豊かな味わい。