「クストーツァ」の香りや味わいコメント
| 生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
| カヴァルキーナ | ガルガネガ40%、フェルナンダ30%、トレッビアーノ15%、トレッビアノネッロ15% | 2024 | イタリア | ヴェネト |
| Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
| 12.5 | ¥2,600 | 白 | 稲葉 | 2026/9/11 |
「クストーツァ」レビュー
ワインの外観

輝きあるレモンイエロー、粘性中程度
ワインの香り
グラスを回す前:レモンの皮、和柑橘やその白皮、石灰のようなミネラル感
グラスを回した後:ギリっとした和柑橘のニュアンス増し唾液が出る
ワインの味わい
厚みある食感、充実した果実味はジューシーさとミネラル感がある、ゆず、八朔、かぼすを思わせる、酸は非常に強く鋭さもあるが果実味とビター成分が厚みを加えて鋭さを支えバランスが取れている
その他コメント

輸入会社のサイトには「ガルダ湖の見える丘の上のレストランでこのワインを飲み、とても気に入り捜しまわった挙句に入手出来た、いわくつきのワイン」とあるが、強い酸がそこまで得意じゃない私にとっては、それを実感できなかったワイン。
| 季節 | グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
| 秋 | 中ぶりびわ | 7-11℃ | 6 |
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輸入元情報
「カンベロ ロッソ」も認めるクストーツァのパイオニア
地元で造られるワインの普及に尽力した “ピオーナ家”ピオーナ家は、クストーツァD.O.C.の礎を築いたワイナリーで、現在は3つのワイナリーを営み、ヴェネト州とロンバルディア州にまたがるガルダ湖南部エリアでワイン造りを行っています。ガルダ湖南部の産地で出来るワインのクオリティの高さを広めた生産者として、その活躍がイタリアワイン評価本「ガンベロ ロッソ」でも紹介されています。さらに彼らの代表的ワイン、アメデオ クストーツァ スペリオーレは2004VTから2022VTまで、なんと19年連続でトレビッキエーリを獲得しており、これは、ヴィンテージが変わっても安定した品質をキープしている証でもあります。実際に弊社でも、イタリアワインの輸入をスタートした1991年より30年にわたりピオーナ家のワインを取り扱っておりますが、ヴィンテージが変わっても品質のバラつきがなく、その安定感には絶大な信頼を寄せております。
「ガルダ湖南部地区は産地としての復活を遂げつつあるが、それはルチアーノとフランコ ピオーナのカヴァルキーナのようなワイナリーのおかげだ。広いブドウ園を所有していて、ワインは常に軽やかさ、香り高さ、ミネラルを持っている。それらは完璧にバルドリーノとクストーザの特徴でもあり、これらのワインはピオーナ家では深み、個性、豊かさのバランスをとって造られている。ピオーナ兄弟のワインのラインナップは本当に幅広い」
—「ガンベロ ロッソ 2018」より抜粋
「古くからこの地区の重要な生産者」
カヴァルキーナの名は、ワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。また、オーストリアのハプスブルグ家が作成した地図では、第1級、第2級に格付けされました。
1911年にはピオーナ家が所有者となり、1948年にルチアーノの祖父が自分用のセラーを建設しました。タンクをステンレスタンクに変更したり、設備を刷新したりしてきましたが、今でもそのセラーを使用しています。彼はクストーツァの典型的な葡萄品種を栽培していました。
1962年、彼は伝統的な葡萄品種から、新しいブレンドの白ワインを生み出し、ゾンマカンパーニャの行政区であるクストーツァのワインであることを示して、「ビアンコ ディ クストーツァ」と名付けました。質よりも量が重要視されていた当時、このような品質を重視したプレミアム的なタイプのワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでした。リリース当時はヴィノ ダ ターヴォラでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にD.O.C.D.O.C.として認められました。
イタリア料理界の偉大なシェフをも魅了
同じ頃、ルチアーノの祖父と父は、美しい葡萄畑を見つけました。それがロンバルディアにある「ラ プレンディーナ」です。カヴァルキーナの畑と、プレンディーナの畑は互いに近く15kmほどの距離しかありません。どちらの土壌もガルダ湖によって形成されており、気象条件もよく似ています。2つのエリアの間にはミンチョ川が流れており、川は州の境界となるだけではなく、葡萄栽培の文化の違いも表しています。カヴァルキーナでは土着品種であるガルガネガやコルヴィーナ、ロンディネッラなどの葡萄を栽培していますが、プレンディーナでは国際品種であるメルロやカベルネ ソーヴィニヨンを栽培しています。
ラ プレンディーナのワインは、イタリアで最も有名なシェフ、グアルティエーロ マルケージに発見されました。彼は、イタリア料理界を一変させた、偉大な人物で、以前よりカヴァルキーナのクストーツァを気に入り、扱っていました。ある時、マルケージが、プレンディーナで造っていたメルロとカベルネ ソーヴィニヨンのブレンドによるワインを試す機会がありました。彼はそのワインをとても美味しいと言って、タンク1本分丸ごと欲しいと言ったのです。そこで、マルケージのオリジナルラベルで5,000本瓶詰めし、レストランのハウスワインとして扱われることになりました。最初のヴィンテージは1981年です。
さらに、2000年にヴァルポリチェッラに畑を購入し、伝統的な産地で革新的なワイン造りに挑んでいます。
「バルドリーノもヴァルポリチェッラも同じエリアですが、前者はガルダ湖にあり、後者は山の中にあります。ガルダ湖が近くにあるバルドリーノでは魚料理が主流で、重いワインは必要ありません。ヴァルポリチェッラでは肉を使った料理が主流であり、骨格のある重いワインが必要になります。そういう全てのものがテロワールであって文化です。私たちも、各地域の特性に表現したいと考え、非常に近いエリアでありながら、多様なワインを造っているのです」とルチアーノは語っていました。
収穫方法と醸造設備、安定した品質を保つ徹底した取り組み
酸化を防ぐため収穫は全て手摘みで行います。機械で摘みとると全体の30%の葡萄を傷めるため、機械は使用しません。「リンゴを切ると、すぐに茶色になってしまいます。これが酸化です。葡萄の果汁が酸化すると、香りは失われてしまいます」とルチアーノは語ります。葡萄の酸化、腐敗が起こらないように、醸造設備にも気を配っています。例えば、除梗、破砕した葡萄は低温に保たれた管を通り、プレス機へと運ばれます。プレス時も窒素を充填して酸化を防いでいます。出来るだけ酸素と触れることなく、果汁を保管することが可能になっています。セラーには、多くのステンレスタンクが並んでいますが、タンクは、約100hLと小さなサイズです。区画ごとに葡萄品種別に醸造するからです。タンクごとの特徴を捉え、最適なブレンドを行い、最良のワインを造っています。畑へのアプローチだけでなく、葡萄を収穫してからも細部への気配りとどんな小さなことにも細心の注意を払うことが、ヴィンテージ毎の安定した品質に繋がります。


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