「ソノコジ キアンティ クラッシコ」の香りや味わいコメント

「ソノコジ キアンティ クラッシコ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ユーリ・フィオーレ・エ・フィリア SG 2022 イタリア トスカーナ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13.5 ¥4,600 モトックス 2026/5/26

「ソノコジ キアンティ クラッシコ」レビュー

ワインの外観

ソノコジ キアンティ クラッシコの外観

やや濃いめのラズベリーレッド、青は抜け朱~オレンジを感じる、粘性高め

ワインの香り

グラスを回す前:乾いた赤い果実、クランベリー、樹木、干し肉、酸気

グラスを回した後:干し花、生ハム原木、アミノ酸

ワインの味わい

さらりとした食感、赤い果実の爽やかな果実味、酸かなり強い、タンニン細かいものの強い、野生の赤い果実を思わせるワイルド感。キャンティ・クラシコは濃厚で力強いものが多いが時折、酸強い系がある。

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
このワインも樽不使用でピュア系。「雄鶏マークのキャンティ・クラシコ=力強い」とは限らない
何度か経験のある酸強い系のキャンティ・クラシコ。なかなかキャンティ・クラシコでこの味わいとは思わないので、ギャップがある。この酸をジビエと合わせるべき?
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 20℃前後 5

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ポッジョ・スカレッテの醸造家、ユーリ・フィオーレ氏と娘、サラの挑戦!

トスカーナの偉大な生産者、ポッジョ・スカレッテのオーナーでイタリアワイン界の重鎮として知られる、ヴィットリオ・フィオーレ氏。その息子で、ブルゴーニュのボーヌで醸造を学び今ではポッジョ・スカレッテを支える醸造家のユーリ・フィオーレ氏が娘のサラと共に新しいワインブランドをスタート。極小生産ですが2015年に初リリースを迎えました。

山奥にひっそりと佇む畑から生まれる極上のワイン

ポッジョ・スカレッテのあるグレーヴェ・イン・キアンティはキアンティ・クラッシコ地区でも山々が連なるエリアになります。ユーリ氏の新しいワイナリーは、そこからさらに、車で約10km進んだ山林道の奥。ラモーレ村に彼らの畑は位置しています。森に囲まれたこの場所にはキャンティ・クラシコ地区としては非常に珍しい小さなテラス式の畑が点々と存在しています。畑は、大きく分けて2区画から構成されていて標高は580-650mと非常に高い場所にあります。この地域の地主の方が所有していて代々受け継がれているため入手は困難を極めますが近所に住む生産者で優秀で勤勉なブドウ栽培者として知られているユーリ・フィオーレ氏には周辺農家も非常に敬意を払っているため畑を手に入れることが出来ています。ブルゴーニュでワイン造りを学んだユーリ氏らしい、繊細で奥深いサンジョヴェーゼが出来上がります。

ラーモレとルッフォリの違い

気候的には大きな違いはありませんが、土壌に違いがあります。ラーモレとポッジョ・スカレッテのあるルッフォリは共に同じ石灰分の少ない砂質系土壌です。しかしながらルッフォリは砂岩の割合が非常に多いためラーモレと比べると水はけが良い土壌になっています。そのためラーモレの方がより保水性が高く、標高も高いため繊細で透明感あるスタイルを持つワインが生まれます。深い森に囲まれているラーモレ村のワインは他のキアンティ・クラシコ地区にはない独自のミクロクリマを持っており独特で繊細なワインを造り上げています。

色調も色合いも軽やかでデリケート、素直なスタイル。優しい酸と、クラシカルな印象を受けるタンニンが造る骨格が美しいワイン。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ