トスカーナ ロッソ 43°(クワランタトレ グラディ)

「トスカーナ ロッソ 43°(クワランタトレ グラディ)」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
テヌーテ シルヴィオ ナルディ Mr、PV、CS NV イタリア トスカーナ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14.5 ¥3,300 飯田 2025/8/21

「トスカーナ ロッソ 43°(クワランタトレ グラディ)」レビュー

ワインの外観

トスカーナ ロッソ 43°(クワランタトレ グラディ)の外観

やや青残るダークチェリーレッド、少し透明感、粘性強め

ワインの香り

グラスを回す前:紫の果実と紫の花、ダークチェリー、スミレ、黒オリーヴ、紫キャベツ、アントシアニン、月桂樹

グラスを回した後:しなやかさ、若干のなめし皮やジビエ、茶色いスパイス、血液、レバー

ワインの味わい

しなやかな食感、上品な果実味は凝縮感ありつつ赤い果実のようなチャーミングさも、酸やや強め、タンニン強いが非常に細かい、Alcのボリューム、野生っぽさ、NV(ノンヴィンテージ)なのでどのくらい熟成しているか不明だがある程度熟成感あり飲み頃な赤。

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
スペイン、ガリシア、メンシア、2019、5000、14.5。途中までローヌSyが候補だったが、改めて感じるアントシアニン、野性っぽさからメンシアと予想したが、トスカーナのボルドーブレンド。ボルドーもイタリアも候補に上げなかったくらいダメダメだった
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 20℃前後 7

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ソフトでエレガントな味わいが身上のブルネッロ、産地の発展に寄与した老舗ワイナリー
シルヴィオ・ナルディは、1950年にモンタルチーノの自然豊かな美しい土地に1,216haの土地を購入、農業用機械の販売の傍ら、ワイナリーを興し、ワイン造りに情熱を注ぎました。 ブルネッロ先駆者の一人として、1967年発足の同協会設立メンバーにも名を連ねました。今日のシルヴィオ・ナルディの名声を確立したのは、シルヴィオの末娘エミリア・ナルディ。彼女は1990年に代表者となると、畑の改革を進めセラーも一新。更なる品質の向上を成し遂げました。畑は80ha、モンタルチーノの西部と東部の標高140~480mの斜面に位置します。
モンタルチーノの北西に位置する本拠地「カサレ デル ボスコ」は17世紀にまで遡るエステートで、非常にエレガントなワインを産み出します。「ポッジォ ドリア」はそのエステートの代表的なキュヴェに当たります。もう一箇所、25km離れた東部に粘土石灰質土壌の40haの区画「マナキアーラ」を1962年に購入。日の出と同様に東に位置するので、「明るい朝」という意味。東向きでフルボディのワインが出来ます。同名のワインはそのエステートの代表的なキュヴェに当たります。現在、栽培品種は90% がサンジョヴェーゼ・グロッソ。フィレンツェ大学、ボルドー大学と協働で10年間かけて、この地に最も適合するものを120から5クローンに集約しました。
エミリアのワイン造りの哲学は『ソフト&エレガント』
所有畑はブルネッロ生産地域の北西部と東部に位置し、抽出の強いパワフルな南部のブルネッロと比較すると上品でエレガントさが加わります。1994年以来、クリュの概念を取り入れ、区画ごとの醸造、熟成を行っています。醸造はステンレスタンクが基本で、一部グラスファイバー製のタンクを使用。フレンチオーク樽500Lと、スロベニア産フードル5,500Lを併用しています。熟成庫は地下の岩盤を刳り貫いた1600年代からの歴史のあるもの。ワイン全てに通じるソフトな口当たりとエレガントな味わいがナルディの目指すワインです。

スパイシーで複雑なアロマに、完熟した赤果実に花のニュアンス。まろやかな口当たりでしっかりしたストラクチャーと長く続く余韻。モンタルチーノらしさを表しながらも、より軽快でカジュアルな一本。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ