ミュラー トゥルガウ プティ チエ トロッケン

「ミュラー トゥルガウ プティ チエ トロッケン」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ヴァイングート ベルンハルト コッホ ミュラー・トゥルガウ100% 2024 ドイツ ファルツ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12 ¥2,100 稲葉 2026/4/19

「ミュラー トゥルガウ プティ チエ トロッケン」レビュー

ワインの外観

ミュラー トゥルガウ プティ チエ トロッケンの外観

淡めで透明度高いレモンイエロー、粘性低め

ワインの香り

グラスを回す前:爽やかさ、レモン、青りんご、ミント、レモングラス

グラスを回した後:シャキッと感増す、石灰やサイダー・ラムネを思わせるミネラル感

ワインの味わい

シャキッとしつつも食感は適度な厚み、果実味も香り印象より充実感あり柑橘や青りんごのジューシーさ、酸はシャープだが果実味のおかげで酸っぱくない、ギリっとミネラルのほろ苦さがあり

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
バランス良い
銘柄を知って試飲。スクリューキャップならではのほのかな微発泡感。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 7-12℃ 4

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

坂田千枝さんが醸造責任者を務めるワイナリー

ベルンハルト コッホは、ドイツ・ファルツ地方ハインフェルド村の家族経営のワイナリーです。ドイツの中では温暖な気候条件を利用し、多種多様な葡萄品種を54haもの広大な畑に植えています。スパークリングワインや辛口、甘口の白ワイン、ロゼワインや赤ワインなど、様々なワインを年間約50万本生産するほどの規模がありますが、何よりもまずワインの品質にこだわり抜いています。これまでは国内(近隣)の個人顧客への販売がほとんどでしたが、2019年より日本への輸出を開始しました。

ドイツを代表するワインガイド『VINUM』の2024年版では4星評価を獲得しており、特に優れたピノ ノワールを生産することが評価され、同誌において、赤ワイン生産者の年間最優秀賞である「Roter Riese(Red Giant=直訳で赤色巨星あるいは赤の巨人)」を受賞し、「Rotwein des Jahres=Wine of the Year=今年の赤ワイン」にハインフェルダー レッテン ピノ ノワール 2021が選ばれました。今ではドイツのピノ ノワールのトップ生産者の一つに数えられ、日本市場においてもファンが増え続けています。

坂田千枝さんについて

兵庫県立農業高等学校園芸科果樹部門(葡萄栽培専攻)に進学し、17歳の時に研修で訪れたドイツで見た一面の葡萄畑に感銘を受けたそうです。2003年、高校卒業後ドイツに渡り、現地の職業訓練校で学びながらラインガウやアール等、ドイツ国内の様々なワイナリーで働きました。またオーストリア、南アフリカのワイナリーで研修し、経験を積んでいます。その後、国立ヴァインスベルク栽培醸造学校に進み、2012年に栽培醸造技術師の国家資格を取得しました。2013年10月より現在までベルンハルト コッホの醸造責任者として活躍しています。ベルンハルトから「お客様が求めるワインを造ること」を学び、それ以来、お客様が求める味わいのワインを造り続けています。赤ワインについては、ブルゴーニュのピノ ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。

「ワインは一人で造るものではありません。畑に入って、いろんな人がひとつひとつ丁寧に正確に作業を行なって、大事に育ててもらった葡萄をセラーでこちらが受け止めて、そのクオリティを出来る限りキープしながら、正しいタイミングに正しい判断をして、醸造作業を行なって、そしてワインという形になっていきます。その完成品として瓶詰めしたワインがお客様のもとに届いて、”このワイン買ってよかった。おいしい。コッホっていうんや”ってみんなに言ってもらえたら、醸造者として一番嬉しい瞬間だと思います」

ミュラー トゥルガウの畑はハインフェルド村の隣、エデスハイム村に位置しています。畑の標高は150m、土壌はレス(黄土)と雑色砂岩です。樹齢は約25年です。収穫した葡萄は除梗、破砕し17度に温度管理したステンレスタンクで14日間発酵させます。熟成もステンレスタンクで短期間行います。非常にフルーティでフローラルなアロマが広がります。口に含むと桃やフレッシュなハーブの要素が心地よく感じられるフレッシュな白ワインに仕上がっています。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ