リミテッド・シリーズ トップ・オブ・ザ・ヒル

「リミテッド・シリーズ トップ・オブ・ザ・ヒル」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ボロヴィッツァ マルサンヌ40%、ルーサンヌ40%、ヴィオニエ20% 2022 ブルガリア ドナウ・プレーン
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12 ¥3,300 モトックス 2025/4/25

「リミテッド・シリーズ トップ・オブ・ザ・ヒル」レビュー

ワインの外観

リミテッド・シリーズ トップ・オブ・ザ・ヒルの外観

黄色強めのレモンイエロー

ワインの香り

グラスを回す前:完熟感、ピンクグレフル、黄桃、マンゴーも感じるが南国強くはない、甘い花、沈丁花

グラスを回した後:上品、ふんわりとカチッとミネラリーが共存、白桃、カモミール、ジャスミン、石灰、ミネラル

ワインの味わい

厚みある食感、凝縮感ある果実味、酸は中~強めだが果実の凝縮感に覆われている、ギリっとしたミネラル、ほろ苦さ、香り程ではないが花っぽさ、力強いワインだが味わいは中庸(ミネラルが強めだが)でバランス良い

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
春野菜や川魚と合わせたい
ヴィオニエの桃や花がしっかり出ているわりに、中庸。食中に良い仕事をするタイプ。貝類にも試してみたいが酸っぱく感じないような調理法が必用かなと思う
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 9-15℃ 5

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

経験豊かな二人の醸造家が惚れ込んだ土地

ボロヴィッツァは、故オグニャン・ツヴェタノフ氏とアドリアナ・スレブリノヴァ氏という二人の経験豊かな醸造家により、2005年に設立されました。二人の共同ワインプロジェクトは1999年にボルドーで開催されたワイン展示会「ヴィネクスポ」で、オーストラリアワイン“E.&E.ブラックペッパー・シラーズ”の虜になったことから始まります。このとき既に、自分たちの手でワインを造りたいという想いを持っていた二人は、この経験をきっかけに、その想いを実現させる第一歩を踏み出すことになったのです。

プロジェクト始動当初、二人は国内各地のワイナリーで、選び抜いた畑のブドウを集めてワインを生産していました。しかし徐々に、真のテロワールワインを造るためには特定の地域に身を定めるべきだと考えるようになりました。ワイン醸造学の博士号を持つオグニャンが、ブルガリア北西部、セルビアとの国境に近く、バルカン山脈の麓に位置するボロヴィッツァ村の、1960年代に設立されて空き家となっていた小さなワイナリーを2004年に取得したことが、ボロヴィッツァの始まりです。

ワイナリー設立当初は、オグニャンひとりでブドウを栽培していました。ブルガリア北西部の素晴らしいポテンシャルを見せようと、アドリアナを呼び寄せますが、ワインの世界で25年以上のキャリアを持つ彼女は、最初はこの地で働くことを断りました。しかし、地元のオーク材の樽で熟成させたワインのサンプルを試飲したとき、その想いは一変しました。「最初は罠かと思いました。北イタリアやフランス、スペイン等のワインだと思ったのです」と振り返ります。アドリアナはその後、ブドウ畑とブドウを見て、その類まれなるテロワールに感激し村に留まることを決めたのです。2016年にオグニャンが亡くなった後も、ボロヴィッツァの理念と使命に忠実に従い、彼等らしいワインを造り続けています。

ブルガリア北西部、セルビアとの国境近くで造られるローヌブレンドの白ワイン。洋ナシやハーブを想わせる華やかなアロマに熟れたモモやカリンのような果実味とスパイスを感じる味わい。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ