
「コート デュ ローヌ ブラン アエリス」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
シャトー・ド・バステ | マルサンヌ33% ルーサンヌ33% ヴィオニエ34% | フランス | コート・デュ・ローヌ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥2,600 | 白 | アズマコーポレーション | 2025/3/24 |
「コート デュ ローヌ ブラン アエリス」レビュー
ワインの外観
やや淡めのレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:レモン、ガスっぽさ、硬水、レモングラス
グラスを回した後:オレンジ、マーマレード、オレンジブロッサム、マーガレット、カモミール
ワインの味わい
やや厚みある食感、フルーツフレーバー強いわけでないがボリュームある果実味、酸は優しめだがギリっとしたミネラルがワインを引き締め、ほろ苦さを感じるほど、余韻にも厚みがあり豊潤な1本、甲殻類や貝類と合わせたい
その他コメント

ローヌ白と知って試飲、マルサンヌ、ルーサンヌ、2023、13.5、3800くらいと予想。ヴィオニエを見て納得の厚み、言及できなかったのは修行不足。
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 大ぶりびわ | 10-14℃ | 7 |
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輸入元情報
ドメーヌ・ド・バステは南ローヌ、シャトーヌフデュパプより約北西に10kmほどのところにあるサブラン(Sabran)村にあります。シャトー・バステ自体は17世紀頃から設立され、他家により養蚕農業そして酪農業として営まれていました。ワイナリーとしては現当主のジュリー・オーベール氏(4代目)の曾祖父で当時リヨンでレストラン業を営んでいたジャン・オーベール氏により1930年代に買われ、ドメーヌ・ド・バステとして設立。 現当主のジュリー氏のパートナーのニコラ・リシャルム氏の父はコルシカ島でビオディナミ栽培のワインを造ってきた経験もあり、1997年から20年以上にわたりその経験則を活かしビオディナミ栽培を実践し、収量の少ないクローン種に切り替え、自分たちの土地に合う方法を採用する研究を重ねてきました。現在の畑の面積は62haを所有するに至ります。
「風」を意味する「アエリス」。いつまでも続く心地良さと余韻が印象的な白ワイン
土壌は粘土とシリス(珪砂・主に石英粒からなる砂)。完熟したマルサンヌ、ルーサンヌ、ヴィオニエを摘み取り、除梗して同じステンレスタンクで温度調整をしながら20日間発酵します(混醸)。マンゴーの香りが印象的で、余韻にミネラルを感じながら香りがいつまでも残ります。アッサンブラージュではなく、3種類の品種を同時に最初から醸しているので、まとまりとバランスが取れた味わいです。
〜テイスティングコメント〜
南国系果実と柑橘の香りで、口に含むといつまでも長い余韻が感じられます。混醸のため、全体的にしっかり馴染んだ味わいです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ