
「シャトー・ラ・フレイネル ルージュ 2020」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
シャトー・ラ・フレイネル | Mr70%、CS30% | 2020 | フランス | ボルドー |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥2,400 | 赤 | カリテ・エ・プリ | 12/16/2024 |
「シャトー・ラ・フレイネル ルージュ 2020」レビュー
ワインの外観
やや青の残るダークチェリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:生カシスのような酸気ある果実香、紫キャベツ、スミレ、ラベンダー、甘草、シナモンやバニラ
グラスを回した後:イチゴのようなチャーミングさ出る
ワインの味わい
軽やかな食感、カシスなど黒い果実の風味にクランベリーのような爽やかな赤い果実の風味、柔らかなタンニン、適度な酸、決してインパクトのあるボルドーではないが食事に寄り添う柔らかさがありワインバーでなくレストランで活躍するタイプ
その他コメント

スイスイ飲めるボルドー。利用場面は多く思い浮かぶが、若干安いボルドーの味がする。
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 中ぶりびわ | 18-21℃ | 5 |
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輸入元情報
歴史はフランス革命時、1789年にさかのぼります。初代当主ジャン・バルトがボルドー地方のアントル・ドゥ・メールのなだらかな渓谷にブドウの木を植えたことから始まりました。畑は親から子へ託され、現在はファミリーで初めての娘となるヴェロニクが7代目当主を務めています。
ヴェロニクは自身の情熱と熱意をすべて捧げ、先代が築いてきたワインを守りつつ女性ならではのフェミニンなニュアンスを加えました。セラーは歴史を残しつつ、モダンな造りへ。新たな風が吹くシャトー・ラ・フレイネルはフランス国内だけでなく海外でも高い評価を得ています。
「ボルドー・ルージュは、シャトー・ラ・フレイネルにとって間違いなく欠かせない存在です」
シャトー・ラ・フレイネルの畑の60%を占めるボルドー・ルージュ。
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドから生まれるフレッシュで繊細な香りと、
果実味を際立たせる多彩な香りが特徴です。紫を帯びた明るいガーネット色。赤い果実とスパイスの香りが交わり非常に表情豊か。
口当たりも香りと同様に熟れた果実のニュアンスを持ち、タンニンはやわらかく、滑らかに溶け込んでいます。
メルローの丸みとカベルネ・ソーヴィニヨンの力強さの調和がうまくとれているのは
テロワールとチームの専門的な技術がなせるわざ。
好バランスで風味の良い生産者自慢のボルドー・ルージュです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ