メルキュレ プルミエクリュ クロ デュ シャトー ド モンテギュの外観

「メルキュレ プルミエクリュ クロ デュ シャトー ド モンテギュ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
メ フロ PN 2020 フランス ブルゴーニュ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14.5 ¥7,200 飯田 2026/1/8

「メルキュレ プルミエクリュ クロ デュ シャトー ド モンテギュ」レビュー

ワインの外観

メルキュレ プルミエクリュ クロ デュ シャトー ド モンテギュ

奥が透けにくいくらいのダークチェリーレッド、青がやや残っている

ワインの香り

グラスを回す前:ダークチェリー、スミレ、アントシアニン、爽やかさ

グラスを回した後:ラズベリー、妖艶なミネラル、清涼感、少しコーヒー

ワインの味わい

さらりとしつつ滑らかな食感、ラズベリーを軽く煮詰めたような滑らかな果実味、酸強くタンニンもしっかりだが一体感ある(温度低いと強くなりすぎるので注意)、ダージリンを思わせるフレーバー、若干のスパイス

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
更なる熟成も楽しみだが既に飲み頃に入った
以前もこの1級畑より
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶり丸 17-20 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ACメルキュレの創設に寄与した由緒ある生産者
ブルゴーニュ公爵の最後の要塞のひとつであるモンテギュ城の遺跡の麓で、2世紀以上にわたりド・ローネ家が所有しているドメーヌ「メ・フロ」。代々ワイン造りは行われてきましたが、先代のポール・ド・ローネが独自のスタイルと評判を得て1956年にドメーヌを設立しました。現在は娘のアニエスが当主となりドメーヌを運営しています。メルキュレの多様なテロワールの個性を守るという信念は、ブドウ栽培から醸造に至るまで貫かれています。アニエスはブルゴーニュの有名ワイン専門雑誌「BOURGOGNE AUJOURD’HUI」にて「2023年度最優秀生産者」として挙げられました。
メルキュレは1936年にAOC(原産地統制呼称)に認定された生産地。アニエスの高祖父は、それより前の1923年にメルキュレのアペラシオン創設に尽力した人物です。現在はモノポールの1級畑クロ・デュ・シャトー・ド・モンテギュを含む10区画、20haの畑を所有。ドメーヌはメルキュレ村全体を見渡せる小高い丘の上に位置し、それを囲むようにある自社畑は父ポールの代から可能な限り自然農法で管理されています。ワインに最大限の濃縮感をもたらすよう、収量も厳しく制限されます。ブドウは丁寧に除梗。醸造は全く自然のままに進めます。
熟成は樽にこだわり、各ワインの特徴に合わせて、木材の産地やメーカー、焼き方を変えています。新樽の使用は控えめで、プルミエ・クリュで30%、ヴィラージュは3~6年樽を使用。しかしながら熟成期間は長く、ワインの潜在力を引き出すためにカーヴでじっくりと瓶熟成させ、リリースを遅めにしています。メ・フロが目指すのは、それぞれのテロワールの個性をしっかりと各キュヴェの中に表現すること。それは、ピノ・ノワールがもたらすピュアな果実感ある率直なワインです。濃縮感がありフルーティで、いつ開けても喜びを与えてくれます。また、熟成のポテンシャルもしっかり備えています。しかし何より、まさにブルゴーニュならではの魅力、テロワールをしっかりと映し出すワインなのです。その実力は国内外にも認められ、2025年はデキャンター誌により「コート・シャロネーズTOP5の生産者」に選ばれました。

メ・フロが単独所有する広さ2haほどの畑。テロワールの複雑さが生み出す、優しくエレガントかつパワフルでコクのあるワイン。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ