ベイラ スペリオール ティント

「ベイラ スペリオール ティント」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ベイラ(ルイ ロボレド マデイラ) ティンタ・ロリス、ジャエン、トウリガ・ナショナル 2019 ポルトガル ベイラ・インテリオール
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
¥3,600 稲葉 2025/12/1

「ベイラ スペリオール ティント」レビュー

ワインの外観

ベイラ スペリオール ティントの外観

奥が透けないほど濃いダークチェリーレッド、青やや残るがもやは入っている

ワインの香り

グラスを回す前:カシスLiq、ブルーベリーシロップ、お香、バルサム、お菓子のぶどうゼリーやグミくらい凝縮感ある香り

グラスを回した後:スミレ、巨峰カルピスのような乳酸菌的香り

ワインの味わい

濃縮感ある食感、果実味はしっかりと重たく、タンニンが非常に強いが適度な熟成を感じ粗くはない、酸もキチンとあるのでボッテリ重たい感じではなくタイトでスタイリッシュさある

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
5,000円クラスかそれ以上の重厚感!それでいてスマートさある逸品
スペイン、ラ・マンチャ、ガルナッチャ、2018、14.0、5,000円
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 20℃前後 9

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

「ルイ、初心に帰る!」・・2011年にポルトガルの中でも最も標高が高いワイン産地、ベイラ インテリオール(Beira Interior)のヴェルミオザに購入したワイナリーです。実は、1987年にルイが初めて葡萄を収穫し、ワインを造ったのがこのベイラでした。この場所をポルトガルの隠れた宝物だと信じ、いつか手に入れたいと思っていましたが、その夢が叶いました。このワイナリーを持つことは、初心に戻るという意味があり、修行した場所でもあるため、特に情熱を持っています。

「冷涼なため葡萄の成熟がゆっくりと進む」・・ベイラは、古くからワイン造りが行われていますが、長らくドウロの陰で忘れられていた土地でした。ドウロ スペリオールから真南に30kmのところにあります。標高700mという高地にあるため、気候は他のエリアより冷涼で、昼夜の寒暖差も大きいため、酸の豊かな葡萄が出来ます。また夜間は気温が低いため、葡萄の成熟はゆっくりと進み、アロマとフレイバーの集約が最大限に得られます。さらに、日中は日当たりがとてもよく、光合成がしっかりと出来るため、濃い色合いを持ち、糖度の高い葡萄が育ちます。良いワインが出来るのはそれだけでなく、土壌にも起因します。ベイラの土壌は、水はけがよく、痩せているため収量は自然に低くなります。また石英が日光を反射するため、葡萄が良い状態で熟します。

「すでに国内外で高い評価」・・’12VTの白(PA025)が「デカンター ワールド ワイン アワード2013」で15ポンド以下の白のレジョナル トロフィー選ばれ、国内でも高評価を得ています。

ヴィンテージごとに最も良いと判断した区画の葡萄を使っています。畑は標高700m、シスト土壌です。葡萄の樹齢は40年以上です。長期熟成向きのワインにするため一番良いタイミングで、10月第3週~11月第1週に収穫します。除梗、破砕し、すべての品種を一緒に混ぜて発酵させます。コンクリートタンクで22~26度に温度管理しながら7日間発酵させます。フレンチオーク樽で約8ヶ月熟成させます。素晴らしく集約があり、それでいてフレッシュ、様々な品種をブレンドすることにより、複雑なアロマが生まれます。スミレの花、ブラックベリーやリコリス、スパイスの香りは樽の要素と素晴らしく調和しており、ワインは年を経るごとにさらに良くなります。口に含むと、痩せたストレスの多い土壌で育った葡萄がもたらす力強さ、厚み、そして骨格が感じられます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ