レ トロワ シェーヌ ガイヤック ブラン

「レ トロワ シェーヌ ガイヤック ブラン」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ダーム ド サッラシ SB、ロワン ド ルイユ、ミュスカデル 2022 フランス 南西地方
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
15 ¥3,500 稲葉 2026/4/19

「レ トロワ シェーヌ ガイヤック ブラン」レビュー

ワインの外観

レ トロワ シェーヌ ガイヤック ブランの外観

やや濃いめのレモンイエロー、粘性強め

ワインの香り

グラスを回す前:南国果実、パイン、パパイヤ、若干のアスパラのような春野菜っぽい清涼感、バニラのようなスパイス感

グラスを回した後:爽やかな蜂蜜、ホワイトアスパラ、さとうきび、鉱物

ワインの味わい

とろりと滑らかで厚みある食感、充実感ある果実味でややトロピカル、酸は中程度からやや強め、Alcのボリューム、樽由来の香ばしさ、蜂蜜、鉱物や火打ち石を思わせる堅いミネラル感、格を感じる

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
コッテリ系ながら重々しくない
仏、ボルドー、SB主体で樽熟成、2022、13.5、3800円と予想。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 10-14℃ 8

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ダーム ド サッラシは、フランス南西地方ガイヤックのスエル村にある家族経営の生産者です。自然との共存に重点を置きつつ、品質重視のワイン造りを行っています。1985年、ブルーノ モントルが家族の畑を一部引き継ぎ、「ドメーヌ サン タンドレ(Domaine Saint Andre)」を設立し、ワインの生産を始めました。その後、徐々に規模を広げていく中で、ワイナリー名を家族の名前にちなんだ「シャトー モントル(Château Montels)」に変え、様々なテロワールのワインを生産するようになりました。2018年末に国外(アメリカ、イタリア、ニュージーランド)やコルビエールで経験を積んだブルーノの娘、マリーがドメーヌに戻り、ワイン造りに参加するようになりました。マリーは、「シャトー」という重みのある名前が自分たちの日常生活に馴染まないと考え、2022年に現在の「ダーム ド サッラシ(Dames de Sarrasi)」に変更しました。「ダーム」は女性たち、「サッラシ」はモントル家の祖先が住んでいた土地の名前です。現在のワイナリーの繁栄には、祖先の女性たちの畑に対する功績が欠かせなかったことから、彼女たちへの敬意を込めて名付けました。現在はブルーノと娘のマリーが主な作業を行なっていますが、2024年夏にブルーノが引退するため、今後はマリーが牽引することになります。

ワイナリーにに続く道沿いに大きなオークの木が3本植えられており、昔の人々の憩いの場となっていたことから、3本の木を指す「レ トロワ シェーヌ」と名付けられました。スエル、フローセイユ、アマランの畑の葡萄で造られます。畑の標高は280~300m、樹齢は15~40年です。土壌は石灰岩で非常に石が多いのが特徴です。。収穫は畑で選別しながら手摘みで行い、セラーに運んでからさらに選別し最も良い葡萄のみを残します。野生酵母を使い、ステンレスタンクと樽(350Lと500L、新樽比率30%)で2~3ヶ月発酵させます。熟成は樽で約12ヶ月行います。パイナップルを思わせるエキゾティックな果実のアロマがあり、口に含むと豊かなフレイバーが広がります。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ