カステロ・デ・メディナ・フェルメンタド・エン・バリッカ

「カステロ・デ・メディナ・フェルメンタド・エン・バリッカ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ボデガス・カステロデ・メディナ ベルデホ90%、SB10% 2019 スペイン ルエダ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13.5 ¥2,200 稲葉 11/28/2021

「カステロ・デ・メディナ・フェルメンタド・エン・バリッカ」レビュー

ワインの外観

輝きあるレモンイエロー、やや黄色濃い目

ワインの香り

グラスを回す前:洋ナシ、豊潤さ、バター、ハチミツ

グラスを回した後:黄色い花、鮮やかな酸気が増す、香ばしさ、トースト

ワインの味わい

活き活きとした果実味、酸があり柑橘のニュアンス、かつ、クリームのような滑らかさ、余韻に香ばしさ

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
活き活きさ+樽由来の香ばしさ

 

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

「羅針盤のように、常に高い品質を目指す」  ルエダの伝統的なワイン造りの手法と最新の設備と技術を融合させ、モダンなスタイルのワインを生み出しています。その哲学は3つです。1.高い品質、2.安定した価格、3.ルエダのワインとしてではなく、カステロ デ メディナのワインとして評価されることを目指す、です。ボデガの名称は、メディナ デル カンポの歴史的なシンボルである、有名なモタ城に敬意を表して付けました。フレッシュなタイプは、高い品質を目指すという意味を込め羅針盤のラベル、樽熟タイプは熟成の時間を意識した時計をデザインしたラベルです。

「100%自家畑だから収量制限など品質向上が図れる」  畑は標高750~800mの高台に広がっており、平均樹齢は20~25年。このエリアは、大陸性気候の影響を受け、長く寒い冬がある一方、春は短く、夏は暑く乾燥しています。土壌は、砂と砂利を含む粘土質で、他の作物は育たないほどやせています。カステロ デ メディナでは、100%自家畑にこだわっています。ルエダには40以上の生産者がいますが、100%自家畑の生産者はそのうち20~30%です。すべて自家畑ですから、収穫量を約40%減らし、品質を上げることができます。また、畑の近くにワイナリーがあるため、収穫後20分以内に葡萄を運ぶことが出来ます。

「低温を保つことが、きれいなアロマを引き出すポイント」  収穫した葡萄は、除梗後、パイプを通し6度に冷やします。その後、圧搾機にかけます。澱が沈殿するまで48時間置きます。良い香りを得るため、14~16度の出来る限り低い温度で、3週間かけて発酵させます。そのまま澱と共に、低い温度で6ヶ月寝かせます。

<評価>

評価 「ワイン アドヴォケイト」や「ペニンガイド」で、そのコストパフォーマンスの良さを高く評価されている。様々なコンクールで賞を受賞。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ