「リューデスハイム ドラーヒェンシュタイン シュペートブルグンダー エンプアー トロッケン」の香りや味わいコメント

リューデスハイム ドラーヒェンシュタイン シュペートブルグンダー エンプアー トロッケン ワインコメント一覧

「リューデスハイム ドラーヒェンシュタイン シュペートブルグンダー エンプアー トロッケン」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ヴァイングート ロベルト ケーニッヒ シュペートブルグンダー(PN) 2021 ドイツ ラインガウ
Alc 参考価格(税別) 色 輸入元 試飲日
13 ¥4,300 赤 稲葉 2026/10/27

「リューデスハイム ドラーヒェンシュタイン シュペートブルグンダー エンプアー トロッケン」レビュー

ワインの外観

リューデスハイム ドラーヒェンシュタイン シュペートブルグンダー エンプアー トロッケンの外観

透明感あるダークチェリーレッド、もや、粘性強め

ワインの香り

グラスを回す前:イチゴ、ラズベリー、ローリエ、シナモン、バニラ、土

グラスを回した後:イチゴの種、イチゴタルト、バター、スパイス

ワインの味わい

軽やかな食感、赤い果実の活き活きした風味、酸強い、タンニンは優しい、樽由来のシナモンやバニラ、キャラメルのニュアンスが程よく調和、捉えにくいがマッシュルームのニュアンスもあり

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
秋の料理と合う
ドイツ、ファルツ、シュペートブルグンダー、2021、12.5、4000円、程よい熟成で樽の風味が若干ある、試してないが大きな丸いグラスより中ぶりのびわ型グラスのほうが合いそう
季節 グラス 温度 軽重度
(10段階)
秋 中ぶりびわ 19℃前後 4

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

シュペートブルグンダーのスペシャリスト

ヴァイングート ロベルト ケーニッヒは、シュペートブルグンダーを得意とする家族経営の小規模生産者です。ケーニッヒ家は、ラインガウで1704年から葡萄栽培を行ってきました。1980年、ロベルト ケーニッヒとその息子のロベルト ケーニッヒ ジュニアの代にワイン専業になりました。ロベルト ケーニッヒ ジュニアの代には、シュペートブルグンダーのスペシャリストとして評価されるまでに至ります。しかし、2015年にロベルトが亡くなり、彼の息子のフィリップが、弱冠20歳にしてヴァイングートを引き継ぐことになりました。フィリップは4歳の頃から父の手伝いをしていて、シュペートブルグンダーからどのようにワインが出来るのかを見て学んでいました。ガイゼンハイム大学で栽培と醸造を学び、家族のワイン造りの伝統を守りながら、さらに品質を高めようと努力を続けています。

現在、ロベルト ケーニッヒでは、アスマンスハウゼンとリューデスハイムに合計8.2haの畑を所有しており、年間約4万本のワインを生産しています。畑は周辺を森に囲まれた理想的な場所に位置し、全体の80%が険しい急斜面、20%が斜面にあるため、畑仕事の多くは手作業で行われます。栽培する品種は85%がシュペートブルグンダーで、残りの15%はフリューブルグンダー、リースリング、ヴァイスブルグンダー等です。葡萄の平均樹齢は25年で、樹齢30年以上の区画も数多くあります。効率的な畑作業のために一部、植え替えも行っていますが、樹齢の古い葡萄は品質の面で優れているため、出来るだけ残すようにしています。収量は20~45hL/haですが、2020年と2021年はさらに収量が低くなりました。赤ワインを中心に生産しており、特にシュペートブルグンダーに注力しています。ワイン造りは、畑、セラーともに伝統的な手作業で行われています。収量を低く抑え、収穫の際は何度も厳しく選別を行います。醸造工程も細心の注意を払い、個性豊かで、長期熟成のポテンシャルを持つワインを生産しています。その品質の高さが認められ、現在ではドイツ国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国に輸出されています。

アスマンスハウゼンの歴史ある銘醸畑『へレンベルク(Höllenberg)』

ラインガウは白ワインが生産量の80%を占める地域ですが、アスマンスハウゼンは、歴史的に赤ワインの銘醸地として知られています。「第一次世界大戦から第二次世界大戦の頃には、ロマネ コンティよりも優れていると言われるくらい名声があるエリアでした。そのこともあって、私たちはシュペートブルグンダーに注力しています。私の父は、このアスマンスウゼンの中でも、最高のシュペートブルグンダーの造り手として知られていました」とフィリップは話してくれました。ラインガウでのシュペートブルグンダーの栽培は900年近く続いているとされており、アスマンスハウゼンのへレンベルクでは、少なくとも1470年頃にはすでに栽培されていたという記録が残っています。

『Falstaff 2021』では「Grands Crus – Rheingau(ラインガウのグラン クリュ)」、『Vinum 2022』では「Beste Lagen(最上の畑)」、『Gault & Millau 2021』では、「Berühmte Lagen(銘醸畑)」としてへレンベルクの名が挙げられています。また、『世界のワイン図鑑 第7版(The World Atlas of Wine)』には、「辛口のアスマンスホイザー・シュペートブルグンダーは、かねてからドイツで最も有名な赤ワインだった。クローネ、ロベルト・ケーニッヒ、ヘッセン州立アスマンスハウゼン醸造所と、新規に参入したシャ・ソヴァージュは高いレベルを維持している」と記載されています。

へレンベルクという名は、ラインガウの方言で急斜面や急な坂道を意味する「Halde(ハルデ)」という言葉に由来しており、実際に、ラインガウの中で最も険しい斜面のひとつとされています。標高は180mで、ライン川に近い場所に位置しています。へレンベルクの土壌は風化した紫色の千枚岩スレートで、日中に太陽の熱を蓄え、夜にその熱を放出し畑を温めます。この暖かいミクロクリマがワインに影響を与え、丸みと温かさを持つワインを生みます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、
プレゼントワインショップ
を設立。

  • 北九州「技の達人」認定者
  • 福岡県知事表彰 受賞
  • 技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
  • レストランサービス技能士1級
  • 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ

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