「ソマティコ プニテッロ トスカーナ」の香りや味わいコメント

ソマティコ プニテッロ トスカーナ ワインコメント一覧

「ソマティコ プニテッロ トスカーナ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ポデーレ・イル・カステラッチョ プニテッロ 2022 イタリア トスカーナ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13.5 ¥7,800 アズマコーポレーション 2026/8/14

「ソマティコ プニテッロ トスカーナ」レビュー

ワインの外観

ソマティコ プニテッロ トスカーナの外観

青の残るダークチェリーレッド、もや、粘性強め

ワインの香り

グラスを回す前:ダークチェリー、プラム、スミレ、デーツ、シナモン、木の実

グラスを回した後:バラやスミレ、スパイスティー、チャイ

ワインの味わい

さらりとしつつ滑らかさある食感、黒い果実を思わせる滑らかな果実味は重たすぎず華やか、タンニン強いがこなれており丸みがある、酸中程度、口中には花とスパイスの華やかさを感じる

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
絶滅危惧品種プニテッロによる赤…レベルが高い!
プニテッロは飲んだことあるかもしれないが、コメントを残すのは初めての品種。ブラインドではシラーと間違えた。華やか中にタンニンがキチンと存在する。そんな中に柔らかさもあり、シラーが間違えと分かったときに、メルロ?もしかしてガメイ?(いや、それにしてはタンニンの質が違うはず)と思ったほど。
季節 グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 19℃前後 5

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

1960年代、現オーナー・アレッサンドロ・スカッピーニの母方の祖父であるルイジ・コッラディーニは、カスタニェート・カルドゥッチの丘陵地に18ヘクタールの土地を見つけました。その場所こそボルゲリでしたが、当時まだ無名で、評価される要素といえば「大地の力」と「偉大なワインを生む可能性」だけでした。 祖父のルイジが最初に植えたのは、キャンティやスカンサーノ由来の土着品種のみ。サンジョヴェーゼ、プニテッロ、フォリア・トンダといったブドウをわずかな区画に栽培し、小さなセラーでワイン造りを始めました。やがて、土地の管理は彼の息子ロベルトへと引き継がれていきます。 そして2009年、三代目としてアレッサンドロ・スカッピーニがワイナリー「ポデーレ・イル・カステッラッチョ」を正式に設立します。 若い頃に農業学校で学んだものの、アレッサンドロはその後プロの馬術家(として活躍し、商業の世界にも身を置いていました。しかし、ビジネスの単調な日々に物足りなさを感じ始め、やがて「ワインつくり」への情熱が再燃します。 当時、ボルゲリは世界でも名を馳せるワイン産地へと成長していました。そんな中で彼は、祖父が残した土着品種に再び光を当て、独自のスタイルでワイン造りを進めていく決意を固めます。 2010年、初めて1,500本のワインを瓶詰めし、結果は好評。翌2011年には100%サンジョヴェーゼの「ディノストロ」が正式に誕生しました。これは、ポデーレ・イル・カステッラッチョの出発を象徴する1本となりました。 アレッサンドロは続いて、サンジョヴェーゼ、プニテッロ、フォリア・トンダのブレンドによる「ヴァレンテ」を発表。土着品種の可能性を最大限に引き出す挑戦を続けました。 2014年、ワイナリーはついにボルゲリDOCワインの制作に乗り出します。しかし、そこにもアレッサンドロ独自のアプローチがありました。 段々畑の急斜面に約1ヘクタールのカベルネ・フランを植え、珍しい「株仕立て(ブッシュ・トレーニング)」で栽培を開始。さらに、耕作には馬を用いることで、植物を傷つけず、土地の生命力を蘇らせるという伝統的かつサステナブルな方法を導入しました。 この取り組みを彼は「英雄的ワイン造り(Heroic Viticulture)」と呼んでいます。 この畑から、2018年に収穫されたブドウで造られたのが、2021年リリースの「イル・カステッラッチョ・ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレ」です。 2015年には、カベルネ・フラン、メルロー、シラーを植えるため、ボルゲリ通り沿いに2ヘクタールの畑を追加購入。ここから造られたのが、「オリオ・ボルゲリDOC」です。 2020年には、妻エンリカの尽力により、9つのアパートメントと1室のゲストルームからなる宿泊施設が完成。海と丘の間に位置し、すべてバイオ建築の理念に基づいた設計となっています。 また、同年には100%プニテッロを使った「ソマティコ」をリリース。古代品種の保存と普及を目的とした取り組みが本格化します。 このプロジェクトの一環として、さらに1ヘクタールの土着品種の植樹も行われました。 アレッサンドロは早くから環境配慮を重視しており、2015年にはオーガニック認証を申請。2017年には祖父が建てた古いセラーの改修に着手し、空間を再設計するとともに、最新技術の導入も進めています。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、
プレゼントワインショップ
を設立。

  • 北九州「技の達人」認定者
  • 福岡県知事表彰 受賞
  • 技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
  • レストランサービス技能士1級
  • 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ

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