「ムスケン」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
セルヴァグロッサ | SG60%、Mr30%、CF 10% | 2019 | イタリア | マルケ(IGT) |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
¥1,950 | 赤 | モトックス | 2021/6/14 |
「ムスケン」レビュー
ワインの外観
落ち着いた色調、ガーネット、エッジに朱、もや
ワインの香り
赤~黒果実、ダークチェリー、カシス、スミレ、ラベンダー、ペッパー、岩塩
ワインの味わい
ワイン単体でなく料理と合わせたい赤。さらりとした食感、華やかな風味口の中に広がる、酸がしっかりあり、タンニンも適度に。赤い果実のニュアンスとスパイス感
その他コメント

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。
ワインコメント投稿のコンセプト
「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。
プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。
輸入元情報
ミシュラン3つ星レストラン「エノテカ・ピンキオーリ」の元トップ・ソムリエと、料理人の兄弟ワイナリー
弟のアルベルト・タッディは、高校時代からワインに興味を持ち、何と21歳のときにソムリエ資格を取得。その後、世界的にも有名なミシュラン3つ星レストラン「エノテカ・ピンキオーリ・フィレンツェ」で就業。非常に向学心に溢れた彼は、ソムリエとして8年間従事しながら、フィレンツェ大学の醸造科でも醸造学を習得しました。3歳年上の兄アレッサンドロは料理学校を卒業してレストランで働き、料理からワインづくりの道へと進みました。
食とともに歩んできた生産者
ソムリエと料理人の兄弟がワイン造りへと歩んだのには、両親と深く関わりがありました。父はイタリアの五大血統牛の一つ「ボビーノ種」の鑑定士、母は地元でも有名な料理上手。毎日違う料理をつくっても1年では足りないというくらいのレシピをもち、60歳を越えた今も地元の人気食堂からのリクエストで働いています。そんな中で育った兄弟は、まさに「食」と共に歩んできたのであり、ワインは「食」と共にいつもそばにあったのです。
セルヴァ・グロッサの名前の由来
セルヴァ・グロッサのワイナリーがある土地は深い森(=Selva Grossa)だったためワイナリーの名前となりました。 ワインラベルはルカ・メローニ(Luca Meloni )という、地元、ペーザロ(Pesaro)のグラフィックデザイナーに依頼して作成。ワイナリーからデザイナーにイメージを伝え、現在の愛嬌のあるラベルが誕生しました。深い森(=Selva Grossa)を思い起こさせるデザインなので、子どもが木に登って遊んでいる様子など、森の中で子どもがはしゃぐの様子をラベルにしています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ