
「マンディラリア カベルネ ソーヴィニヨン」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アオトン ワイナリー | マンディラリア75%、CS25% | 2021 | ギリシャ | アッティカ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12 | ¥3,300 | 赤 | アズマコーポレーション | 2024/1/22 |
「マンディラリア カベルネ ソーヴィニヨン」レビュー
ワインの外観
透明感あるダークチェリーレッド、青は抜けている
ワインの香り
グラスを回す前:ざくろ、ハイビスカス、スミレ、赤胡椒、ハーブ
グラスを回した後:マッシュルーム、バジル、くるみ、樹木
ワインの味わい
さらりとした食感、赤い果実の爽やかな風味、細かなタンニンたっぷりあるが滑らかで強く感じない、適度な酸、木の実やマッシュルームのような複雑味、後半に再度細かなタンニンが心地よく広がる
その他コメント

グラス回す前の香りが取りにくいが、グラスを回すと若いのに熟成したかのような雰囲気を持って飲み頃感がある、味わいでもタンニンは既に滑らかで
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 大ぶりびわ | 18℃前後 | 5 |
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輸入元情報
アオトン・ワイナリーがあるのはアテネとアテネ国際空港の間に位置するパイアニア村。ハイメトユス山の東側です。ワイナリーは1936年からあったという記録がありますが、現在のオーナーは2代目のギニス・ソティリス氏。ギリシャ国内の醸造学校で唯一のアテネ農業学校を卒業し、祖父からワイナリーを引き継いでいます。 乾燥した海風が吹くアティカ半島ではブドウの病害が少なく、有機農法を実践。栽培品種はギリシャの伝統的な土着品種で、サヴァティアーノ、ロディティス、マンディラリアなど。
ギリシャで最も濃い色調を持つマンディラリアにカベルネソーヴィニヨンをブレンド。
マンディラリアはギリシャで最も濃い色調を持つ品種の1つで、豊富な酸とタンニンが特徴です。 オーガニックの2haの畑で育てられた葡萄を使用。畑は粘土質土壌。9月末頃にナイトハーヴェストされた葡萄を更に選別しプレス。ステンレスタンクにて野生酵母で発酵。品種の持つストレートな味わいを表現するため、熟成にも樽は不使用。年間生産量わずか4000本。カベルネソーヴィニヨンをブレンドすることにより親しみやすさと国際色を意識した素直な味わいに仕上がっています。
〜テイスティングコメント〜
熟したプラムやブラックベリー、わずかにスパイスのニュアンス。時間を忘れてゆっくり楽しめるフードフレンドリーな赤ワイン。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ