夏休みに、家族で旅行に行ってきました。その記事はまたアップできたらと思っていますが、帰ってきて息子が筆記用具を使っていたのですが、突然
「あー、筆箱が」
と言う声が聞こえました。見ると筆箱が壊れてしまっています。
今日は、そんな話を^^
息子の素朴さ
私とお付き合いの長い方、Facebookでつながっている方は次の記事をご覧いただいたことがあるかもしれません。
これは、mixiの記事ですが、全く同じ記事を楽天ブログにも書いた覚えがあります。
風船に対しての接し方が、かわいいなぁと思いました。
2011年2月なので、3歳半くらいのときです。
続いて、2013年7月なので5歳半くらいのとき。保育園での一コマです。
まだ、かわいいですが、純粋すぎて不安も感じたのも覚えています。
壊れた筆箱
さて、純粋だった息子もいつの間にか小学5年生です。
こわれた筆箱は、ウルトラマンの筆箱で小学1年生から使っているもの。いわゆる小学1年生が使いたいデザインの両方が開くヤツ(たぶん分かってもらえますよね)。その蓋がボロッとはずれてしまっています。
「いいよ。これは小学校1年生から使ってるからね。新しいの買ったげるよ。」
と妻が言いました。
正直、ものすごく丁寧に使っていたわけではないと思うのですが、小学校1年生から使っていた筆箱、私は小学校時代に何度か筆箱変えていると思うので凄いなぁと思いました。
すると息子は子ども部屋に行き何かしています。その後リビングに来て
「じゃあこれは捨てるね。」
と言って筆箱をゴミ箱に捨てていました。
子ども部屋から妻と娘の話す声が聞こえました。
「お兄ちゃんは小学校1年生から使ってる。すごいね。」
と言う娘の声。
私も自分が小学生のときに、こんなに長く使わなかったということを話し、ものを大事に使うのは良いことだと話しました。
それでも息子は「でも6年生まで使いたかったなぁ。」と言っていました。
新しい筆箱を買ってあげると言ったこともあるらしい
妻に、この話をすると、「うん・・・」と言いながら
「ウルトラマンの筆箱だし、低学年用のものだから買い換えてあげるよ。」
と言ったこともあるらしいのですが、いい、6年生まで使うと言ったそうです。
そして、妻がゴミ箱からその筆箱を出して私に、「これ見て」って言ったのがこれ。
正直涙をこらえる自分がいました。(今もこれ書いていて泣きそう)
息子はいまどきの小学生の親が困る男の子というか、ランドセルの中に学校の手紙は入れっぱなしだし消しゴムや鉛筆はすぐ無くすし、忘れ物も多いです。
漫画もきれいに片付けられず、私も妻も怒ったり呆れたりということもあるのですが、この純粋さは真似できないなぁ、本当は親としてこの部分を一番大切にしてあげないといけないのになぁと思います。
それなのに、どうしてもビジネス的な説教というか、効率や計画とか「キチンと」という部分を教えがちです。
なので、数年前のmixiやFacebookの記事を書いたときに、このまま純粋に成長させたいな、してくれたらいいなと思っていたのが、私の悪影響を受けずに純粋なままだったから、嬉しくて涙が出そうになったのかもしれません。
純粋すぎると、多分友達から浮いたり、からかわれたりということもあると思います。今の小学校はとっても純粋で、幼さの残る生徒が多いなと思うのですが、中学に行くとまた違ってくると思います。
いじめられないよう生活してほしいですが、これもまた分かりません。
でも、純粋だから不安というのも変な話ですよね。親としてこの純粋さをもったまま大人になれるようにサポートできたらいいですね。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)
大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ