「シャトー・ラモット・ヴァンサン ロゼ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
シャトー・ラモット・ヴァンサン | CS70%、Mr30% | 2022 | フランス | ボルドー |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥1,900 | ロゼ | モトックス | 9/30/2024 |
「シャトー・ラモット・ヴァンサン ロゼ」レビュー
ワインの外観
若干淡めのサーモンピンク
ワインの香り
グラスを回す前:華やかさ、赤い花びら、サクラ、白桃のような甘い香り、ほのかな爽やかさも
グラスを回した後:ロースヒップティーのような華やかでさわやかな香り、水晶を思い浮かべるようなミネラル感ある
ワインの味わい
適度な厚みある食感、果実味はやや熟度あり赤い果実と白い果実の風味、ハーブや花のような清涼感、酸はややしっかりめ、中盤から余韻にAlcのボリュームと甘みがあるが決して強いワインでなくバランス良い
その他コメント
1900円で非常にバランス良いロゼ。ボルドーの果実味とCSの清涼感がうまく出ていて、Alcの腰もあるワインだがアルコリックでないのが良い
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
秋 | 中ぶりびわ | 7-15℃ | 5 |
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輸入元情報
ボルドーのテロワールと伝統手法を大切にしながらニューワールドや他産地の手法も積極的に取り入れる生産者
1873年に畑を購入以来、ヴァンサン一族は醸造に身を投じ、伝統を代々受け継ぎ、同時に近代技術も模索してきました。1990年には栽培とエノロジストの資格をもつクリストフ・ヴァンサンによって大きく畑が植え替えられました。また、ワイナリー・マネージメントと生物化学の課程を修めている弟のファビアン・ヴァンサンがワイン造りに加わった1999年からはタンニンとオークの新たなハーモニーのスタイルを取り込んでいます。ニュージーランド、オーストラリアで修行を積んできた彼ならではの伝統と近代技術の融合のスタイルです。当初はバルク売り専門でしたが、1970年代から自社元詰を開始。1980年代には輸出を開始し、1998年には完全にシャトーものだけの販売に転換しました。1999年から現当主の兄弟がシャトー運営を完全に引き継いでいます。
ボルドー・スペリュールの実力派!
ボルドー・スペリュールにこれほどの味わいが見つけられるとは驚きです。生き生きとした果実のアピールを受けながらも、最良の熟成を遂げた証であるチョコレートのようなオークのニュアンスを感じます。良いブドウを育て上げ、レベルの高い醸造を成し得たシャトーだからこそ完成できるこの逸品です。
アントル・ドゥ・メールで4世代に亘りワイン造りを営む生産者。ラズベリーや柑橘果実の豊かなアロマに、柔らかなタンニン。熟したイチゴのようなフルーティな風味が広がります。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)
大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ