「ストラーカ ソーヴィニヨン・ブラン」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ストラーカ | SB | 2015 | オーストリア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥1,400 | 白 | ヌーヴェルセレクション | 8/26/2024 |
「ストラーカ ソーヴィニヨン・ブラン」レビュー
ワインの外観
やや黄色強めのレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:レモン、グレープフルーツ、炭酸ガス、石灰、川の石
グラスを回した後:柑橘のシャープさと力強いミネラル
ワインの味わい
オイリーで厚みある食感、柑橘に加えカリンのような熟度ある果実味があるが酸が強いのでシャープ。石灰や煙を思わせるミネラルが強く、ウイスキーのピート香のようなスモーキーさや、塩味を感じるほど。これらが奥深さを形成し、全体として非常に奥行きあり力強い。
その他コメント
プイィ・フュメっぽさあるSB
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
夏 | 大ぶりびわ | 10-15℃ | 8 |
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輸入元情報
もともとは、伝統的なブッシェンシャンク(簡単な料理とともに自家製ワインを出す居酒屋)で供するワインを造るために20世紀初頭に設立された小さなワイナリーでしたが、2008年、大手ワイナリーで醸造を担当していた3代目トマス・ストラーカが継承し、現代的なワイナリーに進化させる決意をしたことで、ドラマがはじまりました。
彼はまず、この地特有のミクロクリマを背景とする微細なテロワールを見極めながら、優れた畑を選好して買い増しました(1.5→7ha)。次に土壌改良に着手し、2013年からはすべての畑を完全オーガニック栽培に切り替えました。並行して醸造設備の刷新も完了。ここに、超新星ワイナリー「ストラーカ」が誕生しました。
待ってましたとばかりに彼のワインを大歓迎したのは、自国オーストリアのソムリエたち。標高が高く特別なシスト土壌をもち、近年オーストリアワイン関係者の間で最も注目されるエリアのひとつであるレヒニッツに登場した決定版として、ウィーンの「シュタイラーエック」をはじめとする錚々たるトップレストランが続々とオンリストするようになりました。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)
大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ