「エスト エスト エスト ディ モンテフィアスコーネ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
カンティーナ・ディ・モンテフィアスコーネ | トレッビアーノ、マルヴァジーア・ビアンカ、ロッセット | 2023 | イタリア | ラツィオ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12.5 | ¥1,200 | 白 | モトックス | 8/26/2024 |
「エスト エスト エスト ディ モンテフィアスコーネ」レビュー
ワインの外観
やや淡めのレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:香り強くない、レモン、ユーカリ、ローリエ、松やラムネのような清涼感
グラスを回した後:松脂、薄荷キャンディー
ワインの味わい
滑らかでやや厚みある食感だが、強い酸のおかげでサラリと感じる、果実そのものの風味強くないが熟度あるぶどうをイメージできる果実味、中庸さが料理と合わせやすい
その他コメント
20年とか30年ぶりにきちんと飲んだかもしれない(試飲会除く)が、昔の薄っぺらい印象とは少し違う。
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 中ぶりびわ | 11℃前後 | 5 |
月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。
ワインコメント投稿のコンセプト
「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。
プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。
輸入元情報
「エスト!」にまつわる昔話
このワインの名前には、ある昔話に由来するといわれています。その昔、お酒を好むドイツのある司教がローマの旅にでました。この司教は従者を先行させ、先々で美味しいワインのある村を見つけたら、「エスト!」(ラテン語で「ある!」の意味)と書いておくように命じました。一足先にモンテフィアスコーネの村を訪れた従者が、この村で造られたワインを飲んだところ、あまりにも美味しかったために、エストの文字を3回も書き残したといわれています。
生産者組合だからできる、コストパフォーマンス
カンティーナ・ディ・モンテフィアスコーネは1956年設立の生産者協同組合。1000名近い会員が収穫したブドウのうち、品質の高いものを使用して、コストパフォーマンスに優れたワイン造りを行っています。
モンテフィアスコーネに伝わる逸話にまつわるワインです。味わいはスッキリとしたライトな辛口タイプで、いつでも気軽に楽しめるワインです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)
大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ