「カンポ ピアノ 2021」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アジェンダ アグリコーラ カステッロ ディ ステファナゴ | ピノ・グリージョ | 2021 | イタリア | パヴィア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥3,700 | 白 | アズマコーポレーション | 2024/1/15 |
「カンポ ピアノ 2021」レビュー
ワインの外観
やや濃いめのレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:過熟した果実、洋ナシ、金柑シロップ漬け、ザラメ砂糖
グラスを回した後:香り高い、カリン、こうぼ、ヨーグルト
ワインの味わい
厚みある食感、黄色い果実の凝縮感、その果実味をマスキングするほどの強い酸、若干のタンニン、オレンジピールのようなほろ苦さを伴う爽やかさ。
その他コメント
若干に果皮のニュアンスと自然酵母らしい風味、SO2も少ないっぽい風味
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 大ぶりびわ | 11-16℃ | 6 |
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輸入元情報
ステファナゴ城はミラノから南に約70kmの丘陵地帯に位置します。11世紀に造られたといわれる城は、標高500mと周囲で最も高い場所にあり、中央には28mの望楼を持ちます。城の建造に使われている石は大人の男性でも持ち上げることは不可能な重さですが、魔法によりこの城は一晩で建造されたという伝説が残っています。(1824 Defendente Sacchi “The Plant of Sighs”) 城は時代の変遷と共に所有者が変わり、1810年より現在のバルファルディ家が所有しています。
数時間のスキンコンタクトにより品種個性を引き出したピノ・グリージョ
標高390mの南東向き斜面のブドウ畑。4500本/haの栽植密度でコルドン仕立て。この畑は成熟期の寒暖差がしっかりとあるため、フレッシュな酸を維持しながら、香りの成分を蓄えて完熟していきます。手摘みで収穫し、ソフトプレス後に3時間ほどスキンコンタクトを実施。野生酵母によりステンレスタンクで発酵し、瓶詰後12カ月間をセラーで熟成させてから出荷しています。
〜テイスティングコメント〜
スキンコンタクトによりリンゴなどのアロマが引き出され、複雑で厚みのある味わいが特徴です
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)
大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ