「ソーヴィニヨン・ブラン ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ」の香りや味わいコメント
生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
スターレーン ヴィンヤード SB84%、セミヨン16% 2019 アメリカ カリフォルニア
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13 ¥2,950 モトックス 2022/5/9

「」レビュー

ワインの外観

ソーヴィニヨン・ブラン ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラの外観

ほのかに緑の入ったレモンイエロー

ワインの香り

グラスを回す前:青りんご、マスカット、ハーブ、草原、完熟感、メロン、パッションフルーツ

グラスを回した後:華やかさ、白い花、ユリ、ハーベイシャス、少し堅いミネラルニュアンス

ワインの味わい

ドライ、爽やかな果実味、グレープフルーツやパッションフルーツを思わせる風味にハーベイシャスな風味、活き活きした酸、爽快感あり、余韻に果実の風味と清々しさが続く

その他コメント

ソムリエ寺井
寺井
「爽やか&ハーベイシャス」なワインです。
私がこの造り手を最初に知ったのはカリフォルニアの優良なPNでした(ディアバーグ名)。
そしてディアバーグがスターレーンというボルドー系のワイナリーも運営していると知り、飲むとこれまた素晴らしい!
で、その後、スターレーンの白(SB)を知ったのですが、これもまた素晴らしいんです!

合う季節:春-夏

おすすめ温度:9-12℃

おすすめグラス:中~大ぶりの果実のびわ型

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、有料商品(有料情報)として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

時折、私の個人的な好みに合致するワインは「☆、☆-◎、◎、◎-〇、〇、△」などのマークを記載しています。ワインの良し悪しではありません。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ソムリエ寺井
ポイントと思うところに私がマーカーを引いています
オーナーのディアバーグ氏は長年、最高品質のボルドー品種を産み出すためボルドーからナパ、サンタ・バーバラの大地を見て回っていました。そして、現在ワイナリーがあるサンタ・バーバラAVA内サンタ・イネズ・ヴァレーに辿り着きます。サンタバーバラは冷涼な土地柄ピノ・ノワールやシャルドネの名産地としてのみ認識されていましたが、その東方に広がるサンタ・イネズの地(標高450mの温暖な産地)にカベルネのポテンシャルを見出しこの地でワイン造りを行う事を決心します

【2009年新しくハッピー・キャニオンAVAが誕生!】

この地はボルドー品種の為に存在したといっても過言ではない!!

スターレーン畑が広がるサンタ・イネズ・ヴァレー最東端の一角は、他のサンタ・バーバラ州のワイン産地とは気候帯(ウィンケラーの積算温度ではこの地はリジョン3に分けられるが、それ以外の地域はリジョン1)、土壌環境(伝統的な地域の多くは粘土を含む砂質土壌であるのに対しこの地は岩・石・砂利を含む土壌)、標高が大きく異なり(標高が200-500mと高い山地で高低差は300m程)ボルドー品種にとって最高の環境が揃います。このことから、2009年ボルドー品種にとってその類まれなるポテンシャルがあることが認められスターレーンの畑を含む約3156haの地が新しく「ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ」としてAVA認定されました。

現在、約230haの地でブドウ畑が栽培されその注目度の高さから、今後多くの生産者が新しくブドウ栽培をすると予想されています。

スターレーンは現在一番標高の高い、カベルネの栽培にとって最高の環境に畑を所有し、その敷地面積も96haと最高にして最大の生産者となっています。

標高の低い畑では冷涼な気候を利用しソーヴィニヨン・ブランを栽培します。そして、異なる標高差(200-500M)でボルドーブレンドに適してた黒ブドウを栽培します。

冷涼なソーヴィニヨン・ブランが産まれる畑
温暖なサンタ・イネズの中でも標高が低く平地の冷涼な区画でブドウを栽培します。
西の海から吹く冷たい霧の影響で朝晩冷え込み、恵まれた日照量と温暖な日中が長い成熟期間をもたらします。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ